週間天気 週末以降は菜種梅雨 暖かさで桜の生長が加速

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週後半は晴れるところが多い
・週末以降は菜種梅雨
・週末は気温上昇　桜の生長が加速

この先一週間は、高気圧と低気圧や前線が交互にやってきます。週末から週明けにかけては雨の日が続くため「菜種梅雨（なたねづゆ）」となる見込みです。

週後半は晴れるところが多い

明日21日(木)は冬型の気圧配置となるため、北日本や北陸では雨や雪が降りやすく、西日本や東日本では日差しの届くところが多い予想です。全国的に気温が上がらず、北風が吹きつけます。

その後、22日(金)は移動性高気圧に覆われて天候が落ち着き、広い範囲で晴天となる見込みです。ただ東北の日本海側や北陸では雨や雪となります。

週末以降は菜種梅雨

23日(土)になると次の気圧の谷が西から近づき、広く雨が降る予想です。

24日(日)以降は、西日本から東日本付近に前線が停滞し、低気圧が次々と通過する見込みです。

このため週明けにかけて湿った空気が流れ込みやすく、局地的には強い雨や雷、積雪地域では融雪や雪崩に警戒が必要です。

27日(水)も低気圧の影響で関東から東北南部にかけては雨、山沿いでは雪が降るものの、西から高気圧に覆われて、西日本を中心に天気が回復します。

週末は気温上昇　桜の生長が加速

週中頃までこの時期としては気温が低めの日が続くとみています。

昨年は3月14日に東京でソメイヨシノが開花しましたが、今年は寒暖差が大きいためつぼみの成長は鈍く、開花まではまだ時間が掛かりそうです。

ただ、週末からは春を感じる暖かさになるため、つぼみの生長が加速しそうです。

能登半島地震 被災地の天気

週末から週明けにかけて雨の降りやすい天気となる予想です。

被災地では地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨や雪が降ると平常時より少ない降水量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。