震度5弱を観測した宮崎など本降りの雨に 明日は東海や関東で荒天のおそれ

ウェザーニュース

新学期スタートの今日8日(月)は、西から雨の範囲が拡大します。九州ではすでに雨の降っている所が多く、先ほど最大震度5弱の地震があった宮崎県など本降りの雨に注意が必要です。

東海や関東など東日本では、明日9日(火)は土砂降りの雨のおそれがあります。

九州南部は念のため土砂災害に注意

前線が本州の南の海上から九州の南岸、南西諸島付近にのびています。前線に近い九州では雨の降っている所が多く、開花が早かった桜の花びらを流してしまいそうです。

また、近畿や東海、関東や東北の一部でも、湿った空気の影響で雨の降っている所があります。

今後は上空の気圧の谷の接近に伴って前線上に低気圧が発生し、九州南岸を東進する予想です。雨の範囲は段々と東へ広がり、夕方の帰宅時間には西日本や東海、北陸西部で雨の所が多くなるとみています。

先ほど最大震度5弱の地震があった宮崎県や鹿児島県では、明日の未明にかけて雨の降りやすい状況が続きます。特に夜は雨の降り方が強まるおそれがあり、土砂災害に注意が必要です。急な斜面など危険な場所からは離れた安全な所でお過ごしください。

明日は東海や関東で土砂降りの雨に

9日(火)朝の雨雲の予想

前線上の低気圧は、明日にかけて本州の南岸を通過する見込みです。低気圧周辺では雨雲が発達して、土砂降りの雨となる可能性があります。

特に明日の朝は東海で、昼前後は関東で荒れた天気となるおそれがあり、道路冠水や視界不良に注意が必要です。入学式を迎える所も多いと思いますが、時間に余裕を持って行動するようにしてください。濡れたものを拭くタオルもあると重宝します。

低気圧の東進に伴って、雨は西の地域から止んでいく見込みです。帰宅時は雨具の置き忘れにお気をつけください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）