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柏が敵地で王者神戸を撃破! 新戦力の木下が83分決勝弾【明治安田J1第2節】

超ワールドサッカー / 2024年3月2日 15時5分

2日、明治安田J1リーグ第2節のヴィッセル神戸vs柏レイソルがノエビアスタジアム神戸で行われ、柏が0-1で競り勝った。

連覇を目指す神戸は開幕戦で昇格組のジュビロ磐田から順当に勝利。対する昨季残留争いの柏が王者相手に狙うは今季初白星。開幕戦は京都サンガF.C.と対戦し、後半ATの被弾でドロー発進…エース細谷に今季初ゴールも欲しい。

体調不良の吉田監督に代わって菅原コーチが指揮する神戸。開幕戦と同じ先発11人を並べたなか、10分、扇原のFKに山川が頭で合わせてファーストシュート。惜しくもゴール左へ外れる。

柏のポゼッションに対してカウンター主体で先制点を狙うなか、右ウイングの佐々木が積極的に最終ライン背後へスプリント。ファーストシュートに繋がったFKも佐々木が獲得したものだ。

柏も神戸同様、開幕戦と同じ先発11人。24分、自陣でのボール奪取から相手を連続で“剥がして”ロングカウンターを発動すると、最後はCKを獲得。これを機に流れを引き寄せ、直後には敵陣深くのハイプレスでショートカウンターも。

そんななか、やや劣勢の神戸にアクシデント。汰木が接触プレーで痛めて交代を余儀なくされる。33分、ジェアン・パトリッキがピッチへ入る。

その神戸は36分、センターサークル付近で扇原が柏の縦パスをカット、拾った山口を経由し前を向いた大迫が佐々木へスルーパス。佐々木はボックス右から右足を振るもゴール左へ外れる。汰木交代は痛いが、ここに来てギアが上がり、攻撃にも“らしさ”が現れる。

しかし、ゴールレスで折り返した後半立ち上がりに再びアクシデント。51分、積極性が光った佐々木が痛め、武藤との交代に。武藤が今季初出場となった一方、神戸はこの時点で残りの交代可能回数が1回となった。

60分過ぎからオープンな展開となりながらも、決め手を欠く両チーム。柏は67分、白井・山田・小屋松を下げ、島村・土屋・木下をピッチへ。今季加入の島村がJ1デビューとなったなか、細谷&木下の2トップに変更する。

柏としては、前半から引き続きポゼッションで上回り、敵陣深くまで運ぶことはできるが、堅守神戸を上回る一手には乏しく、結果的に攻守を繰り返す展開。

神戸は試合も終盤に差し掛かる80分、最初の戦術的交代として、扇原を下げて宮代を投入。こちらも大迫&宮代の2トップに変更し、[4-4-2]のミラーゲームと化す。

そうなると、神戸と柏、互いに選手の守備位置を外した“動き出し”が重要となるわけだが、これを繰り出したのが柏。試合終盤、アウェイチームが王者相手に均衡を破る。

83分、後方からのロングボールを右サイドに流れた細谷が回収すると、粘って潰れ、追い越した島村にボールが渡る。ボックス右外まで運んだ島村が中央へラストパスを送り、これに途中出場の木下が右足シュートで応え、GK前川の手をかすめてゴール右隅へと吸い込まれた。

追い込まれた神戸は猛攻へ。後半アディショナルタイム3分、二次攻撃から酒井が右からクロスを上げると、飛び込んだジェアン・パトリッキのヘディングシュートは惜しくもゴール右へ。

続く90+4分にはエース大迫がゴール前でドンピシャヘッド。今度は枠をとらえるも、柏GK松本のファインセーブに遭う。最終盤に来てようやく決定機を迎えた神戸だが、結局最後まで1点が遠く、0-1でタイムアップ。王者は第2節にして今季初黒星となった。

柏は昨季2戦2分けの王者から勝ち点「3」。接戦をモノにし、開幕1勝1分けとした。

ヴィッセル神戸 0-1 柏レイソル
【柏】
木下康介(後38)

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