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健康&キレイに! いいことづくしの減塩生活【ゆる精進料理】

Woman.excite / 2015年8月9日 7時0分

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健康&キレイの下地作りに!いいことづくしの減塩生活【ゆる精進料理】

「減塩」といったら、もう少し年をとってから、なんて思っていませんか?

年を重ねていくと徐々に高血圧になり、いきなり生活改善として減塩を宣告されるというイメージかもしれませんが、じつはこれでは遅いのです!

高血圧の原因になると言われている塩分過多は、高血圧になってから一日何gに減らすかではなく、生まれてからの合計で何gになったかが重要という説もあります。

現代の女性は、社会進出とともに外食や中食が増えて、塩分過多。お洒落なワインバルでのおつまみや、ファストフードには、必要以上の塩分が含まれています。

健康&キレイの下地作りに!いいことづくしの減塩生活【ゆる精進料理】


(c) Bananafish - Fotolia.com



1日あたりの食塩相当量(18歳以上)の目標値は、女性の場合7g未満。食品自体(野菜や肉魚)に含まれている塩分が、1日に2g前後あるので、調理に使ってよい塩分は、1日5g程度です。

女性の場合、若いうちは血圧が低めの人が多いですが、年齢を重ねるにつれ血圧が上がり、閉経を迎えると高血圧になってしまう人も少なくありません。

高血圧になると、動脈硬化を起こし、心臓病や脳卒中のリスクを高めます。それを防ぐために、いきなり減塩を宣告されるわけですが、高血圧になってからではもはや遅いです!

ですから、若い時から減塩生活を心がけることが、将来の脳卒中や心筋梗塞などの致命的な病気の予防に役立つのです。

とはいえ、いくら健康のためにと言っても、美味しくなければ続かないですよね。塩分が少なくても美味しく料理をするポイントは3つです。

1.出汁をしっかりとること
2.スパイス(ガラムマサラやカレー粉)&ハーブ(パクチーやバジル)やスパイスを使うこと
3.香味野菜(にんにく、生姜、ネギなど)を使うこと


出汁をとることで旨みがプラスされるので、少ない塩分でも味を感じやすくなります。プラスしてスパイスやハーブを使うことで味に深みがでてきます。

野菜も1種類ではなく、香りのある野菜をブレンドすることによって広がりがでます。

しょっぱいものは、ご飯やお酒がすすんでしまうので、塩分を控えめに薄味に調理することで、食べ過ぎ飲みすぎを抑えることにつながります。

よって、減塩の食事はダイエットの効果も期待されています!

さらに市販のチーズやハムなどの加工食品には、多くの塩分が使われているので、1日に食べる量を決めたり、食べる時は味をつけていない野菜スティックを一緒に食べるなどの習慣をつけましょう。

またパンやパスタ・コーンフレーク自体にも塩分は含まれています。主食にお米(玄米がオススメ)を食べる日を取り入れても良いと思います。

さらに醤油やソースなどの調味料を使うときは、かけすぎを防止するために、計量スプーンで測ったり、料理自体にはハケなどでぬるという方法もあります(シリコンのハケは100円ショップでも購入できます)。

食事の摂取カロリーを気にする女性は多いですが、カロリーを多くとってしまう原因の一つは、しょっぱい料理だったりします。

減塩も一緒に気をつけることで、より食べる量を抑えることができるので、ダイエットにもつながり、かつカラダの内側から健康の下地をつくることにつながります。

ひいては将来も見据えたキレイなカラダをつくることができますね! 小さなことからコツコツとはじめてみましょう。
 
 
(精進料理研究家 麻生怜菜)

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