夫の想いすら重圧。母親失格におびえる日々… | 私、育児ノイローゼかも(2)【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第118話】
Woman.excite / 2020年2月3日 12時0分
夫の想いすら重圧。母親失格におびえる日々…
引っ越しを機に、しゃべる相手がいなくなったことで、イヤイヤ期の娘と2人きりの生活となったモチコさん。気が付いたら、娘と2人で過ごす時間が苦痛に…。
「子育てがつらい…子どもが好きだったはずなのに | 私、育児ノイローゼかも(1)」
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1578987878273/
※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。
■どうして「子育てがつらい」と言えないのか?
私は元々、人と会っておしゃべりをすることがとても好きでした。
でもそれができない環境になることが、「つらい」ことだとはまったく想像もしていませんでした。
引っ越しでママ友が誰もいなく、さらに大人と会っておしゃべりをする時間がなくなって、初めてそういった時間が、自分にとってどれだけ大切だったのかを知ったのです。
そして大人としゃべらず子どもとだけ過ごすことが、ノイローゼのような状態に陥るほどしんどいとも思ってもいませんでした。
しかし、私は「子育てがつらい」とは、なかなか人に打ち明けることができませんでした。
なぜなら「子育てがつらい」と言う感情は、そのときの私にとっては、「母親失格なんじゃ…」と思わせるものだったからです。
母親としての自分を否定されているような、母親失格と誰かに言われているような、ネガティブな気持ち。
もちろん誰もそんなことは言っていません。ましてや、私ではない誰かが「子育てがつらい」と言っていてもそんなことは思いもしません。
ただ当時の私は、そういったマイナス思考になっていました。
■母にも言えない本音。唯一、話せた夫は…
そういう思考になっていると、周りに頼るのも難しくなってしまいます。
実の母にすら「ママ友や大人の人とおしゃべりできなくてしんどい」とは言えても、「子育てがつらい」とは伝えられませんでした。
唯一「育児がしんどい」とちゃんと言えたのは夫のチチオだけ。
でも、チチオは遅くまで仕事をしていたので、平日は少ししか話せませんでした。
引っ越し前までママ友と仲良くおしゃべりしてきたことを知っていたチチオは、それがどれだけ私を救っていたかもわかっていました。
ということで、夫婦の見解としては…
で一致。
そして夫は、職場の同期に「モチコが大人と話せなくて育児がしんどいみたいやから、今度家族で休みの日に集まろう」と提案してくれました。「そこからママ友になれたらいいね」と。
ところが私は…
■夫が良かれと取った行動に、さらに追い詰められる
とてもありがたいことなのですが…当時の私が1番に頭に浮かんだのは「なんで『育児つらい』って他の人に言っちゃうの」という気持ち。
チチオは何も悪くないんです。私は口止めしていなかったし、悪い状況を少しでも好転させようと、私を思ってしてくれたこと。
ただ当時の私は
と思っていました。
「子ども好き」だった私が、「育児がつらい」ことを他人に知られることはとても怖かったんです。
それくらい「育児がつらい」という感情は私にとってプレッシャーで、マイナス思考に陥っていました。
繰り返しますが、他の人に対してそんなことは当時も今もまったく思っていません。
「母親はこうあるべし」という理想像が、自分への呪縛のようになっていたんだろうなと思います。
…と書くと、すごい完璧育児を目指してたみたいですが、そんなことはまったくありません。笑
イチコが生後1ヶ月のとき保健師さんに「育児、適当だね! いい意味で!」と言われたくらいの適当さ。
そんな適当育児しかしていなくても、環境が変わるだけで育児がつらくなってしまうんです。
むしろ適当だからこそ「適当育児なのにつらくなるなんて…」と自分を責めていたのかも。
誰に言われたわけでもなく、やはり自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていたのでしょう…。
さて、ここから精神的にどう立て直したか…は、次回に続きます!
次回は、「育児がつらい」というプレッシャーをモチコさんは克服していきます。更新は、2月10日(月)を予定しています。
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1574017733351/
(モチコ)
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