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【イベントレポ】ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)人間味あふれたソロツアー 「もっと大きくなる。これからもずっと一緒に! 」約4時間、感動のファイナル

Wow!Korea / 2017年10月10日 22時38分

「CNBLUE」ヨンファ

韓国出身のロックバンド、「CNBLUE」(シーエヌブルー)のボーカル&ギター、ジョン・ヨンファが10月8日、兵庫県・神戸ワールド記念ホールで約2年ぶり2度目となるソロツアー「JUNG YONG HWA JAPAN CONCERT 2017 "Summer Calling"」のファイナル公演を迎えた。

本公演は、8月9日にリリースされた約2年ぶりとなる日本2ndソロアルバム『Summer Calling』を核としたツアーで、8月22日の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、追加公演となるこの神戸公演まで、全9公演で約45,000人を動員。想いがあふれた最終公演では、約4時間にわたる熱演を見せた。

黒のスーツとリボンタイの正装で登場すると、最新ソロアルバム『Summer Calling』のリード曲「Summer Dream」でライブは幕開け。

「今日は最後ですよ!」と客席に声をかけると満面の笑顔でリズムに乗り身体を揺らす。

「CNBLUE」ではヨンファ自身もボーカル以外にギターとピアノを演奏するが、ソロコンサートでは生バンド、ダンサーを従え、ボーカリストに徹している。

「いつも曲が終わった後のMCはドキドキするけど、9公演やってもやっぱりドキドキする。今日はCEOみたいな衣装。リボンもあるし、僕がみなさんへのプレゼントです」と言えば、客席から黄色い歓声が上がる。

最初のMCで行われる“指揮者ごっこ”も回数を重ね演技指導が厳しくなったが、オーケストラを演じるバンドメンバーと客席との息もピッタリで、指揮をするヨンファも満足気。「ブラボー」という掛け声もあがり、トークコーナーも冒頭から盛り上がりを見せる。

「ツアーが始まるときは夏だったのに、10月になりました。でもここは、夏より熱い。今年の夏はみなさんと一緒にライブをして、特に長い夏に。今回のツアーでは、僕が熱いみなさんのファンになりました」と長いツアーをふりかえると、「2年前は僕の曲だけではライブができませんでしたが、今回は自分の曲でライブができて本当に幸せ。本当のボーカリストになれた気がします」と、客席に感謝を伝えた。

ヨンファのソロ曲で多いのがバラード曲だが、そんなバラード曲の「Cruel Memories(思い出は残酷に)」や「Without You」で目をつぶり感情を込めて歌うヨンファに、ファンはペンライトを振ることや歓声をあげるのも忘れその歌声に聴き入る。静寂に包まれた中で歌うヨンファ、そしてそれを見守るようなファンの姿も印象的だった。「CNBLUE」とはまた一味違う幅のある音楽を聴かせてくれるのも、ソロの醍醐味といえるだろう。

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