「ネット流行語大賞」候補から2018年を振り返る

2018年12月3日更新 / 11月27日公開

2018年に最もネット上で流行った・盛り上がった言葉を決定する「ガジェット通信 ネット流行語大賞2018」。今年の投票結果を掲載するとともに、大賞候補33ワードが発表された時点でチョイスしていた「大賞に選ばれそうなワード」を簡単に紹介していきます。

「ネット流行語大賞2018」投票結果発表(12月3日更新)

金賞は「バーチャルYouTuber/VTuber」

次点に「平成最後の○○」「大迫半端ないって」

12月3日、「ネット流行語大賞」の投票結果が発表されました。

11月18日~27日まで行われた決戦投票には、2000人を超えるユーザーが参加しました。
結果、グランプリとなる金賞に輝いたのは、「バーチャルYouTuber/VTuber」。次いで銀賞に「平成最後の○○」、銅賞に「大迫半端ないって」という結果となりました。
<上位ワード>
・支離滅裂な思考・発言
・ペニーワイズがオススメするシリーズ/ハーイ、ジョージィ
・エモい
・ヘルシェイク矢野のこと考えてた
・そういうとこだぞ
・山口メンバー
・ポプテピピック
・筋肉は裏切らない(みんなで筋肉体操)
・ボーっと生きてんじゃねーよ!(チコちゃんに叱られる!)
・モルゲッソヨ
・そだねー
・クッパ姫
・漫画村
・ハズキルーペ
・日韓断交
・NHKが映らないテレビ
・やらなきゃ意味ないよ
・野党18連休
・カメラを止めるな!/カメ止め/カメ止め現象
・プロ人質
・もぐもぐタイム
・ウマル
・スカディシステム/スカスカシステム(Fate/Grand Order/FGO)
・#MeToo
・殺人タックル
・忖度ジャパン
・自己責任/自己責任論
・ジェンダー
・今後必要になるプログラム言語

「ガジェット通信 ネット流行語大賞2018 ねとらぼといっしょ!」

平成最後の「ネット流行語大賞」

結果発表は12月3日

この1年を振り返り、もっともネット上で盛り上がった言葉を決める「ネット流行語大賞2018」の一般投票がスタートしました。一般投票受付は11月27日(火)の24時までで、12月3日に結果発表を予定しています。
「ネット流行語大賞2018」は2007年にスタートしたWebイベント。現在はニュースサイト「ガジェット通信」が中心となって募集や選考を行っていますが、今年は特別にねとらぼも企画に参加しています。

「ネット流行語大賞2018」に選ばれそうなワード

100を超えるノミネートワードから事前投票によって絞り込まれたという上位33個の大賞候補。この中から、さらに「大賞」に選ばれそうなワードや気になったワードを勝手に選んで、そのワードに関する話題などを紹介していきます。
なお、先日特集したユーキャンの「流行語大賞」予想や7月にまとめた上半期の「ネット流行語大賞」でも紹介しているワードに関しては、簡単な紹介で済ませます。

大迫半端ないって

「大迫半端ないって」の元ネタは、2009年までさかのぼる。全国高校サッカー準々決勝で、大迫選手の所属する鹿児島城西(鹿児島)は、滝川二(兵庫)に快勝した。この試合で、大迫選手は2得点を奪う大活躍だった。
試合後のロッカールームで、滝川二の中西隆裕主将は「大迫、半端ないって!あいつ半端ないって!後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん、普通」と絶叫した。このようすはテレビ映像として残り、インターネット上で拡散している。

そだねー

平昌五輪で活躍するカーリング女子日本代表チーム「LS北見」のメンバーが発する北海道弁が可愛いと評判だ。なかでもプレー中に多用される「そだねー」(そうだね)という相槌は、その響きの良さもあって注目を浴び、ネット上では代表チームを「そだねージャパン」と呼ぶほどの流行を見せている。

ちなみに今月、チーム登録名称を「LS北見」ではなく「ロコ・ソラーレ」に統一することを明らかにしています。

もぐもぐタイム

人口わずか4000人の小さな町から世界3位へと羽ばたいた、カーリング女子の快挙に列島が沸いている。銅メダルもそっちのけ、アイドル並みに注目度が急上昇した「そだね~JAPAN」に早くもあの大物芸人からも白羽の矢が立った。
「5エンド後のハーフタイムには選手が車座になり、体力補強を行うのですが、チーム内では『もぐもぐタイム』と呼ばれている。イチゴ、リンゴ、羊かんなどを思い思いに食べるのですが特に19日のスウェーデン戦で食べた地元北見の銘菓であるチーズケーキ『赤いサイロ』は人気が沸騰。都内で唯一販売している有楽町のアンテナショップでは、注文に追いつかない状況です」(前出・アマチュア担当記者)

NHKが映らないテレビ

「民放もBSも見られるが、NHKだけ見られないテレビをつくってほしい」ーー。ソニーの株主総会で、こんな質問がされたのは6月19日のこと。
そのソニーが7月6日に発売予定の商品が、要望とは違うものの「NHKが映らないテレビ」だとネットで話題になっている。
一方、ソニーは、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「テレビではなく『業務用液晶モニター』です」と回答している。

やらなきゃ意味ないよ

下にも紹介する、日大アメフト部による「殺人タックル」「悪質タックル」事件から飛び出したワード。この殺人タックルを実行した選手は謝罪会見の中で、前監督や前コーチから指示を受けていたと公表しました。

試合の3日前にメンバーから外され、その後、コーチを通じて「相手(関学大)のクオーターバックを1人潰せば(試合に)出してやる」と、前監督の内田正人氏(62)からの指示を受けたという。
宮川選手は「ここで断ったら後がない」と思い、悪質タックルをやる意思を示したという。また、試合直前には前監督やコーチから「やらなければ意味がないよ」などと再三、タックルの指示を確認されたという。

殺人タックル事件が国民的関心事と呼べるほどに大きな騒ぎとなった影響や、「やらなきゃ意味ないよ」の語感や使い勝手の良さが相まって、最近でもネットで頻繁に使用されている言葉です。

殺人タックル

ことの発端は、5月6日に東京・調布のアミノバイタルフィールドで行われた両校の定期戦だ。この試合序盤で日大の守備ライン選手が関学QBに対し、背後から「悪質なタックル」を見舞ったのだ。このプレーでQBは右ひざ軟骨損傷(全治3週間)、第2・第3腰椎棘間靱帯損傷と診断された。幸いに後遺症などの心配はなく、練習を休んでいる現在も日常生活に支障はないという。

#MeToo

過去の性暴力やセクハラ被害を自らカミングアウトしたり、被害者に寄り添う立場を表明したりする「#MeToo」運動は2017年秋以降、SNSを通じて米国から世界中に伝播し、日本でも広まった。
ニューヨーク・タイムズなどがハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏による過去30年のセクハラ疑惑を報道。女優のアリッサ・ミラノさんは「セクハラや性的暴行を受けた全ての女性が『Me too.』と書けば、問題の大きさを分かってもらえるのでは」とツイッターで呼びかけると、俳優やコメディアン、マスコミ関係者、政治家らに対する実名告発が相次ぎ、大きなうねりとなった。
「#MeTooキャンペーンは、性暴力やハラスメントへのNOです。腕力や立場の差を利用して性的な関係を強いたり、ハラスメントをすることは決して許されません。当然ながら、#MeToo は『反男性運動』ではありません。反暴力、反ハラスメントのキャンペーンです」

バーチャルYouTuber/VTuber

「バーチャルYouTuber」とは、動画の配信活動を行う架空の投稿主のことをいいます。
「動画の配信はいいけど『架空』ってどういうこと?」と思われるかもしれません。ほかの実在するYouTuberと同じように、ゲーム実況動画などを投稿しているのですが、登場するのがアニメのキャラクターのような見た目であることが特徴です。
動画は、実在する演者の動きをキャラクターに反映させる、「モーションキャプチャ」などの映像技術を用いて製作されているようです。また、声も生身の人間がアフレコしているといわれています。
その中でも特に有名なのが、「キズナアイ」という投稿者です。彼女は「バーチャルYouTuber」の草分け的存在で、自身を「世界初のバーチャルYouTuber」と称しています。彼女の動画チャンネルの登録者数は昨年12月に100万人を突破し、バーチャルYouTuberの中では1位になっています。

平成最後の〇〇

天皇陛下が来年4月30日に退位されることが決まったため、「平成最後の~」という言葉を見たり聞いたりする機会が非常に多くなってきました。
そもそも、今回のネット流行語大賞について伝えるガジェット通信やねとらぼの記事タイトルの頭も「平成最後の」です。

Infoseekニュース内の記事を検索してみても、「平成最後の」というフレーズを含んだ記事が大量に配信されてきています。

「平成最後の」のニュース検索結果

そして、Twitter上でも多く使われているようですね。

モルゲッソヨ

今年2月に行われた平昌五輪の序盤、ネット上で大きな話題を呼んだ謎のオブジェ「モルゲッソヨ」。メインプレスセンター前に置かれた3体の銅像のことで、素っ裸の男性がヘルメットのようなものを被り直立している姿が、「東京スポーツ」のスクープで注目を浴びました。  

東スポの記者がボランティアスタッフにオブジェについて尋ねたら、「モルゲッソヨ(知らないです)」との返事があったことから、ネットでは「モルゲッソヨ像」と呼ばれることに。
「現地でもなかなか知られていませんが、実は韓国人作家のキム・ジヒョンさんが2009年に制作した『銃弾マン』という作品です。富や名誉など人間の欲望を表現した像とされます」(韓国人ライター)

山口メンバー

「酒を飲んでいておぼえていない。そういうことをしたかもしれない」
警視庁の取り調べに対し、こう供述したのはジャニーズの人気グループTOKIOのメンバー、山口達也(46)。今年2月、山口が港区の自宅マンションで女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検をしていたことが4月25日わかった。
日本テレビの情報番組「ZIP!」で“朝の顔”をつとめるなど「爽やかで誠実そうな好青年」というパブリックイメージだっただけに、未成年への性犯罪を犯したというギャップは世間に大きな衝撃を与えた。

事件の衝撃とともに呼称も話題に

そんな中、大きな関心が集まっているのは、この事件を報道するメディアの多くが「山口容疑者」や「山口さん」ではなく「山口メンバー」という奇妙な呼称を用いていることだ。読売新聞のみ「山口容疑者」の呼称を用いたが、ほかのテレビ・新聞はすべて「山口メンバー」だった。
過去、元SMAPの稲垣吾郎が公務執行妨害で逮捕された際に「稲垣メンバー」と呼ばれたことは注目を集めた。また、過去に芸能人が事件を起こした際には、島田紳助が「島田司会者」、布袋寅泰に至っては「布袋ギタリスト」という珍妙な呼称で報じられたこともある。

ハズキルーペ

新しいCMが公開されるたびに、その“ぶっ飛んだ”内容が注目を集めるメガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」。9月20日からオンエアされている新CMも、視聴者の期待を裏切らないカオスな内容となっている。
視聴者からは、「高級クラブがハズキルーペの販売を始めた時点で、ツッコミどころが満載すぎる」「舘ひろしが再登場したり、尻踏みシーンが4連続になったりしているところに総決算のような勢いを感じた」「なぜハズキルーペのCMはここまでカオスなのか」「見ていると、だんだんハズキルーペが欲しくなってくる」といった反響が相次いでいる。

ブレイクのきっかけは渡辺謙&菊川怜Ver.

眼鏡型拡大鏡「ハズキルーペ」のCMが、とにかく話題だ。俳優・渡辺謙(59)が、「文字が小さくて読めなぁい!」と荒ぶったかと思えば、ハズキルーペをかけてご満悦。菊川玲(40)はお尻で商品を踏みつけて、強度の高さをアピールするーーー極めつきは、菊川が「ハズキルーペ、だーい好き!」と、商品名をてらいもなく口にしてニッコリ(手はハート、しかもウインクつき)。この独特すぎるCMがクセになるという視聴者が続出し、ネットで見事に“バズった”わけである。

ソフトバンクがパロディするほどの人気

ハズキルーペのパロディCMで話題になったのが、携帯キャリアのソフトバンクだ。堺雅人(45)に促されたスーツ姿の菊川がイスに座ろうとしたところ、座席にはスマホが置いてあるではないか。堺がソフトバンクの新プラン「動画SNS見放題」をサラッと説明した後、もう一度お尻でスマホを踏みつけたかと思えば、スマホを持った手でハートマークを作り「だあい好き」と例のキメ台詞。ハズキルーペのCMが武井に代わり“菊川ロス”に陥っていた視聴者は、歓喜の声をあげつつも、まさかのパロディに困惑したのだった。
ツイッターでは、人気CMの再現に歓喜の声があがっている。
「ソフトバンクのCMにまで影響を及ぼすハズキルーペのCMって...」
「ソフトバンクのcmなのかハズキルーペのcmなのかこれもうわかんねぇな」
「今のソフトバンクのCMハズキルーペおもくそパクッてて好き 菊川怜出てるし」
一部ユーザーからは、「ソフトバンクがハズキルーペにケンカ売ってるw」との見方もあるようだが、ソフトバンクの広報担当者は「企画内容については、事前にお話を通し、快諾頂いておりました」 と話している。

ボーっと生きてんじゃねーよ!(チコちゃんに叱られる!)

『チコちゃんに叱られる!』は、日常に潜む素朴な疑問をテーマにした雑学クイズバラエティです。スタジオでは、おかっぱ頭の5歳の少女「チコちゃん」というキャラクターが、ナインティナインの岡村隆史やゲストたちに質問を投げかけます。
その質問は「人と別れるときに手を振るのはなぜ?」「セピア色のセピアって何?」「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」というような、改めて考えてみると答えがよくわからない根本的な問題ばかり。
そんなチコちゃんの質問に対して出演者が上手く答えられないと、一瞬にしてチコちゃんは怒りの形相に変わり、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叫びます。その後、チコちゃんの口から解答が告げられ、VTRでその詳細が明かされます。
チコちゃんが発する「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という決め台詞も印象的です。このフレーズは一度聞いたら忘れられません。チコちゃんに叱られることで大人たちは改めて気付かされます。知っているつもりで知らないことが世の中にはたくさんある、ということに。

漫画村

「漫画村」はすでに消えてしまったため最近では耳にする機会も激減しましたが、「海賊版サイト」といった言葉とともに一時期、大きな話題になりました。

「漫画村」とは、簡単にいえば、ネット上に落ちている漫画の画像を公開する「無料で漫画が読めるサイト」のこと。著作物である漫画作品を出版社や作者の了承を得ずに無断で公開していた違法サイトだ。
しかし、「漫画村」の主張は「自分たちが画像をアップロードしているわけではない」「日本と国交がなく著作権が保護されていない国で運営している」というもの。そのため、実際は“限りなくクロに近いグレーなサイト”とされていた。
さらに、「漫画村」などの海賊版サイトに広告を配信する広告代理店の存在も問題となり、「ねとらぼ」などのウェブメディアが広告代理店の関与の実態を追及したことも話題となった。
その結果、「漫画村」をはじめ「Anitube」「Miomio」という3つの大手海賊版サイトがアクセス不能状態になり、事実上の閉鎖に追い込まれた。ここまでが、「漫画村」問題の一連の流れである。

「漫画村」の運営者を特定

最近の漫画村をめぐる動きとしては、10月末に伝えられた、運営者が特定されていたという話題が挙げられます。

「漫画村」を巡る情報公開訴訟で、サイトにサーバーを提供していた米IT企業が、通信記録(ログ)のほぼ全てを原告の漫画家側に開示し、それを基にサイトの運営者が特定されていたことが27日、分かった。原告代理人の中島博之弁護士が明らかにした。
「漫画村」の実質的管理人がW社の経営者であるH氏と突き止めました。
中島弁護士によると、H氏は都内の超高層マンションに拠点を構えていたとみられており、日本国内からのサイト更新はここから行われていた可能性があります。

エモい

感情が高まったときや感慨深いとき、何とも言えない感情を表現するときなどに用いられている言葉で、「この写真エモい(この写真は趣がある)」といった感じで使います。

流行語というより、すでに普通に使われている言葉という印象すらありますね。

ウマル

シリアの武装組織による拘束から解放されたフリージャーナリスト・安田純平さんが2018年11月2日、日本記者クラブで会見を開き、3年以上にわたる拘束中の出来事を語った。武装組織によって7月にウェブ公開された動画で、「私の名前はウマルです。韓国人です」と、名前と国籍を偽った理由も話している。
「ウマル」とはイスラム教徒に改宗したことで付けた名前というが、改宗しなければならなかった事情を述べ、また動画が撮影される以前は韓国人でなく「中国人と言っていた」時期もあることを明かしている。

日韓断交

徴用工判決や慰安婦財団解散、さらにはBTS“原爆Tシャツ”騒動など、最近になって日韓関係を悪化させるような案件が相次いでいます。

韓国人の元徴用工4人が、日本による朝鮮半島統治時代に「強制労働させられた」として、新日鉄住金に損害賠償を求めていた裁判の差し戻し上告審(10月31日)で、大法院は被告側の上告を棄却し、原告の元徴用工に対して1人あたり1億ウォン(約1000万円)の賠償を命じた。
前川氏が「国交正常化の前提となっていた合意を反故にするのですから、事実上の“国交断絶”を突きつけたに等しい」とコメントするように、両国が国交を樹立するにあたっての“大前提”を覆す判決なのだ。前川氏はこう語る。
「“国交断絶”するつもりなら、韓国政府がはっきりそういうべきでしょう。実際に断交したら、真っ先に困るのは韓国経済ですから、そんなことはいえるはずもない。経済では依存して、反日を煽るのだから究極のダブルスタンダードではないか」

ポプテピピック

2018年も数多くのアニメ作品が放送されました。その中でも最も話題となり、問題作とされたアニメといえば『ポプテピピック』ではないでしょうか。2014年からWebコミックサイト『まんがライフWIN』で連載されている、大川ぶくぶ先生の4コママンガ作品が原作です。
毎回声優が変わる、30分枠なのに前後半で同じ内容を放送するなど、アニメの常識をぶち壊しまくった演出で話題となったこの作品。

ヘルシェイク矢野のこと考えてた

「ヘルシェイク矢野」とは、上で紹介した『ポプテピピック』に登場するキャラクターのこと。原作コミックでは謎が多いキャラだったものの、アニメでは「ヘルシェイク」の由来が明らかにされるなど大きくフィーチャーされ、作中に出てきたセリフ「ヘルシェイク矢野のこと考えてた」のハッシュタグとともネットが大盛り上がりとなりました。

2月17日深夜の放送にて登場した「ヘルシェイク矢野」がネット上を中心に大変な話題となり、19日にはさまざまな企業の公式アカウントが「#ヘルシェイク矢野のこと考えてた」のタグをつけてツイートを行うという異常事態に発展する。

筋肉は裏切らない(みんなで筋肉体操)

8月27日~30日、NHKで放送された『みんなで筋肉体操』。俳優・武田真治と庭師・村雨辰剛、弁護士・小林航太の筋肉自慢3名が円形の舞台に立ち、無言で筋トレをするストイックな5分間番組に、続編希望の声がやまない。なかでも「筋肉は裏切らない!」「あと5秒しか出来ません!」といったキメ台詞で話題をさらったのが、番組で筋トレ指導を担当した近畿大学生物理工学部准教授の谷本道哉氏。

クッパ姫

任天堂の「スーパーマリオ」シリーズに登場する敵キャラクター・クッパを女性化した「クッパ姫」という二次創作キャラが、ツイッター上で大ブームを巻き起こしている。
誕生のきっかけは、14日に発表された新作ゲーム「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」に登場するスーパークラウンというアイテムにある。
任天堂の公式サイト上では、「キノピコ」というキャラがこのアイテムを被ると、ヒロインのピーチ姫と良く似た「キノピーチ」に変身できる、と説明している。こうした設定をヒントにして、ある海外のネットユーザーが20日(日本時間)、
「クッパがスーパークラウンを被って、美少女キャラのように変身した姿」
を描いたイラストをツイッターで公開。これが、日本のユーザーの間で「クッパ姫」と名付けられ、急速に注目を集めることになったのだ。

忖度ジャパン

SAMURAI BLUE(日本代表)の西野朗監督は5月18日(金)、FIFAワールドカップロシア2018前の最後の国内試合となる今月30日(水)のキリンチャレンジカップ2018ガーナ代表戦(神奈川/日産スタジアム)へ向けたメンバーを発表し、香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)、岡崎慎司選手(レスター・シティ)、本田圭佑選手(CFパチューカ)らが選ばれました。
怪我で外れたMF今野泰幸やMF青山敏弘がいれば、さらに平均年齢が上がり、“経験者採用”も過去最多となっていた今回の西野ジャパン。おなじみのメンバーが並ぶ布陣ということもあり、“忖度ジャパン”と揶揄するかのようなワードがツイッター上を賑わせているが、結果を出せば評価も変わるはず。

カメラを止めるな!/カメ止め/カメ止め現象

ロングランヒットしている映画『カメラを止めるな!』(公開中)の興行収入が30億を突破したことが明らかになった(興行通信社調べ)。
監督や俳優の養成スクールであるENBUゼミナールの「シネマプロジェクト」第7弾として製作された本作は、上田慎一郎監督とオーディションで選ばれた無名の俳優たちによるゾンビムービー。6月23日に都内2館で劇場公開されるとSNSの口コミで話題を呼び、全国300館以上に上映館が拡大した。