中国CATL、香港でのR&D拠点設立を検討 技術輸出促進へ
ロイター / 2024年3月5日 11時12分
電気自動車(EV)用電池世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の創業者である曽毓群(ロビン・ゼン)会長は4日の記者会見で、研究開発(R&D)拠点を香港に設立する方向で協議を進めていると明らかにした。写真は福建省寧徳市で撮影(2024年 ロイター)
Sarah Wu
[北京 4日 ロイター] - 電気自動車(EV)用電池世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の創業者である曽毓群(ロビン・ゼン)会長は4日の記者会見で、研究開発(R&D)拠点を香港に設立する方向で協議を進めていると明らかにした。海外などでライセンス供与が可能な新技術の創出を目指す。
曽会長は、ビジネスリーダーなどからなる諮問機関である中国人民政治協商会議(CPPCC)のメンバー。
香港にR&D拠点を設立する計画は、電池技術の輸出に軸足を移すというCATLの経営戦略に合致する。中国製の電気自動車(EV)や電池は外国政府による厳しい規制に直面している。
CATLの海外でのライセンス供与の試みは、これまでにいくつかの障害に直面している。米自動車大手フォード・モーターは昨年、ミシガン州に35億ドルを投じてEV電池工場を設立し、CATLの技術を導入する計画を発表したが、一部の米議員の反発を受けた。
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