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JPモルガン、第3四半期24%増益 引当金戻し入れなどが追い風

ロイター / 2021年10月14日 0時20分

米金融大手JPモルガン・チェースの第3・四半期決算は、利益が前年同期比24%増と、予想を超える伸びとなった。2015年5月、ニューヨークの本社前で撮影(2021年 ロイター/Mike Segar/File Photo)

[13日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースが13日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、利益が前年同期比24%増と、予想を超える伸びとなった。トレーディング事業は低調だったものの、景気回復を受けた貸倒引当金の戻し入れに加え、世界的なディールメーキングの活況を反映し手数料収入が伸びたことが追い風になった。

純利益は117億ドル(1株当たり3.74ドル)と、前年同期の94億ドル(同2.92ドル)から増加。リフィニティブがまとめた1株利益のアナリスト予想平均は3.00ドルだった。

全体の収入は2%増の304億4000万ドル。アナリスト予想平均は297億6000万ドルだった。

アセット・ウエルスマネジメント部門の純収入は21%増。投資銀行部門の収入は45%増の30億ドル。個人向け銀行部門も、クレジットカード業務が好調だったことなどで底堅かった。

第3・四半期の貸倒引当金の戻し入れは21億ドル。

トレーディング事業は低調。これまでの数四半期はボラティリティーの高まりで押し上げられていた。市場・証券サービス業務の収入は4%減の75億ドル。債券トレーディング収入は20%減の37億ドル。一方、株式トレーディング収入は30%増加した。

ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は「新型コロナウイルスのデルタ変異株の拡散と供給網の制約問題にもかかわらず、経済が底堅く回復する中、堅調な決算結果となった」と述べた。

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