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日経平均は小幅反落、材料難で小動き 今年最低の商い

ロイター / 2021年12月24日 16時15分

12月24日、東京株式市場で日経平均は小幅に反落した。写真は2016年2月、東京証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反落した。23日の米株高を好感して小幅高で始まった後は、手掛かり材料難から方向感に欠ける値動きが続いた。1日を通して狭いレンジに終始し、値幅は約96円にとどまった。東証1部の売買代金は今年最低を更新した。

日経平均は前日の米国株式市場で主要3株価指数が3日続伸した流れを引き継ぎ、小幅に続伸してスタート。海外勢がクリスマス休暇で市場参加者が少ない中、値動きに欠ける閑散相場となった。

後場の取引時間中に、東京都で新型コロナウイルスのオミクロン株の市中感染が確認されたと伝わると、日経平均は小幅ながらマイナス圏に転落。その後は前日終値近辺での小動きが続いた。

市場では「全体的に盛り上がりに欠けるが、一部では市中感染を嫌気したポジション調整の動きがみられたようだ。週末の感染動向次第では、年明けになんらかの形で行動制限が課される可能性があり、警戒されている」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXも4日ぶりに反落し、0.13%安の1986.78ポイント。東証1部の売買代金は1兆6165億5200万円と今年1番の薄商いとなった。東証33業種では、保険業、陸運業、電気・ガス業、その他金融業などの25業種が値下がり。機械、ガラス・土石製品、電気機器、精密機器などの8業種は値上がりとなった。

個別では、レーザーテック、東京エレクトロン、SCREENホールディングスが上場来高値を更新するなど、半導体関連株がしっかり。アドバンテスト、アルバックなども買われた。

半面、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループはさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がりが884銘柄(40%)、値下がりが1173銘柄(53%)、変わらずが127銘柄(5%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28782.59 -15.78 28836.05 28,773.50─28,870.13

TOPIX 1986.78 -2.65 1993.29 1,985.15─1,996.20

東証出来高(万株) 74672.00 東証売買代金(億円) 16165.52

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