欧州委、アフリカ南部からの航空機乗り入れ禁止を提案へ 変異株で

　１１月２６日、欧州連合（ＥＵ）欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかったことを受けて、アフリカ南部からの航空機の乗り入れ禁止を提案する方針を示した。仏ストラスブールで２３日、代表撮影（２０２１年　ロイター/Christian Hartmann）

［２６日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）欧州委員会のフォンデアライエン委員長は２６日、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかったことを受けて、アフリカ南部からの航空機の乗り入れ禁止を提案する方針を示した。

同委員長は「欧州委員会は、懸念される変異株Ｂ．１．１．５２９を理由に、加盟国と緊密に連携して、アフリカ南部地域からの航空機の乗り入れを緊急に禁止することを提案する」とツイッターに投稿した。

南アの専門家によると、新たに見つかった変異株は「Ｂ．１．１．５２９」と呼ばれ、体の免疫反応を回避したり、感染力を高めたりする可能性がある「非常に珍しい」変異を持つ。