クレイ型リチウムイオン蓄電池が2024年電気化学会技術賞(棚橋賞)を受賞
@Press / 2024年3月19日 14時45分
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下 京セラ)は、当社が開発・製造・販売する蓄電システム「Enerezza(R)」(エネレッツァ)に内蔵される「クレイ型リチウムイオン蓄電池」が、公益社団法人電気化学会の2024年技術賞(棚橋賞)※1を受賞し、3月15日(金)に名古屋大学にて表彰式が行われましたのでお知らせします。本技術を共同で開発した24M Technologies, Inc. (PRESIDENT & CEO:太田 直樹)との共同受賞となります。この賞は電気化学および工業物理化学を基礎とする技術開発を行い、顕著な業績をあげた個人に授与されるもので、当分野で権威のある賞です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/388995/img_388995_1.png
2024年電気化学会技術賞(棚橋賞)の賞状を持つ受賞者
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/388995/table_388995_1.jpg
従来型の可燃性電解液を含有する液系電池では、電池が変形してしまうと液漏れや燃焼の可能性がありました。一方、京セラのクレイ型リチウムイオン蓄電池は、独自技術により電解液をはじめから混ぜ込んだ粘土状の電極とすることで、安全性を高めた蓄電池です。
今回の受賞では、安全性が高く長寿命であるクレイ型リチウムイオン蓄電池を24M Technologies, Incと協力して開発し、京セラが世界で初めて実用化した点や、電池製造工程における大幅なエネルギー削減などが評価されました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/388995/img_388995_2.png
左から、クレイ型リチウムイオン電池ユニットセル、セルを内蔵した蓄電池ユニット
※1 電気化学会技術賞(棚橋賞)
昭和25年(1950年)10月、棚橋寅五郎元会長からの寄贈による日本化学工業株式会社株式5,000株を基に棚橋基金を設け、電気化学および電気化学工業の進歩に特に優れた功績に対し、棚橋論文賞ならびに棚橋技術賞を設置し、これを表彰した。後に何度か改称され、当初の「棚橋技術賞」は2014年より「電気化学会技術賞(棚橋賞)」として表彰されることとなった。
公益社団法人電気化学会ホームページ
https://www.electrochem.jp/
※「Enerezza」「エネレッツァ」は京セラ株式会社の登録商標です。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」において優秀賞を受賞しました(ニュースレター)
PR TIMES / 2024年4月27日 14時40分
-
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」 において優秀賞を受賞しました
共同通信PRワイヤー / 2024年4月26日 11時40分
-
GSアライアンスが、再生材料であるブラックマスから作る環境に優しいサスティナブルなリチウムイオン電池用正極材料を開発
@Press / 2024年4月11日 13時0分
-
V2H「EIBS Va-1(アイビス・ブイエーワン)」の発表およびマルチリンク蓄電システム「EIBS V(アイビス・ブイ)」の出荷開始について
共同通信PRワイヤー / 2024年4月8日 9時15分
-
「そのスマホ充電、間違ってます!」相次ぐバッテリー発火事故、ロスなく安全に「リチウムイオン電池」を使うには?
ORICON NEWS / 2024年3月30日 9時10分
ランキング
-
1スバル、山崎製パン、キリン……相次ぐ“事故” 問題の根っこに何がある?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月24日 8時35分
-
2蹴飛ばされて全治1ヵ月の“腰椎圧迫骨折”。貯金4,000円・借金800万円の61歳DV夫の死で、妻が決断…じつは日本で増えている「死後離婚」の壮絶な実態【行政書士が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月27日 11時30分
-
3明治「ザバス」が絶好調!プロテイン飲料最前線 まだ伸びるタンパク質市場へ「オイコス」も参戦
東洋経済オンライン / 2024年4月28日 7時20分
-
4「外車の車検」は高いのか 費用の相場や内訳…国産車と違いを比較
まいどなニュース / 2024年4月27日 8時2分
-
5テスラ失速、マスク氏は活路を見出せるか?【播摩卓士の経済コラム】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月27日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください