岡本翔子の星占い 【獅子座】3月の運勢 「独りになれたとき」

獅子座

7月23日～8月22日生まれ

I restore myself when I’m alone.
「独りになれたとき、自分を取り戻せるの」

　心がざわつくのは、金星と火星が不調和角を形成しているからでしょう。プライドが傷つく出来事があった人もいそうです。しかしそれもよく考えると些末なことです。

　確かに仕事で「もっと評価されてもいいはずだ」などと思うことはしばしばあります。あなたよりも仕事に手を抜いている人が、順調に出世していくのを見ると、理不尽だと怒りを覚えたりしそうです。

　まただれかに挑発されても、そのケンカに乗ってはダメ。自分の正しさを証明したいと躍起になるより、「沈黙」することでコトを収めるのが正解です。

　このメッセージは、アメリカの女優で数々の有名人と浮名を流したマリリン・モンローが残した言葉です。大勢の中にいると、人の動向が気になって物事に集中できない時期です。

　一人で過ごす時間を増やすと、精神的に落ち着きを取り戻せます。3月は気になることや好きなことに没頭するのが一番。そうすれば集中力も戻ってきます。ひとつのことを徹底的に調査したり、研究したりする好機でもあります。

運気上昇はいつ？

　社交生活を退いて単独行動を増やすと、いつしか不穏なノイズはなくなり、物事も好転します。春分の日を境に運気は急上昇。水星も吉角に転じて、よいアイデアを授けてくれそうです。

　ある専門的な知識を学ぶと、仕事で決断力を発揮できます。月末は旅行運にも恵まれるので、桜前線を追いかけて旅に出るのも楽しそうです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは3月20日（水）夜明け前～3月22日（金）夕方まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

★月をあなたの味方に変えるカレンダー『ムーンカレンダー2024』が発売中！

★行動する最適な日がわかるムーンダイアリー「MOON BOOK 2024」が好評発売中！

文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE