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【今年の花粉飛散量も油断大敵】 花粉症の名医が対策を伝授! 室内の「対流花粉」対策が最強なワケ

CREA WEB / 2024年3月13日 7時0分


空気清浄機 Klaara p7 Pro/アイロボット。写真提供=アイロボット

 今年も花粉症シーズンのピークを迎え、仕事や家事に支障が出たり夜眠れなかったりと、深刻な症状に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 花粉症の名医と称される耳鼻咽喉科医師・石井正則先生によると、室内花粉の盲点になっているのが、花粉が空気と床を行ったり来たりする「対流花粉」。この対策として大切なのが、空気と床の両方をケアすることなのだそう。

 そこで活躍してくれるのが、昨年秋にアイロボット社から発売された初の空気清浄機「Klaara p7 Pro」。パワフルな清浄機能はもちろんのこと、ロボット掃除機と自動連携することで、より効率的に室内の空気を清浄してくれます。

油断大敵! 今シーズンの花粉飛散量は例年よりもやや多め

 過去3年間で最大の花粉飛散量を観測した2023年春。大量に飛散した翌年は飛散量が減少する傾向があるといわれていますが、石井先生は今年も油断大敵だと話します。

「忘れもしない昨年の3月。診察に来院する花粉症患者の多さに耳鼻科医たちも悲鳴をあげていました。

 今シーズンはほとんどの地域で例年よりもやや多い程度になるのではないかと予測されていますが、花粉の量は10年ごとに倍ペースで増えており、『例年』のレベルが上がっています。したがって、例年並みだったとしても万全な対策が必要です」(石井先生)


2024年2月、アイロボットジャパン東京オフィスで開催された「住環境における花粉対策セミナー」に登壇する耳鼻咽喉科医師の石井正則先生。

 石井先生監修のもとアイロボット社で実施された、花粉症に悩む1,000人を対象にした意識調査によると、3人に1人は重度花粉症であることが判明。7割以上の人が勉強や仕事、家事に支障を感じており、6割以上が判断力低下、半数以上が夜眠れないと回答しています。

 さらに、日本人に一番多いとされるスギ花粉症ですが、スギ花粉症の人は秋シーズンの花粉症やダニ・ハウスダストアレルギーなど、ほかのアレルギー症状にも悩んでいるという結果も。花粉症はまさに国民病であり、深刻な社会問題となっていることがわかります。


写真提供=アイロボット

 また、小さなこどもが発症するケースも珍しくなく、最近では4~5歳でも花粉症になるのが普通という状況に。こどもの花粉症対策は特に、花粉に触れる機会を減らすことが重要だそうです。


写真提供=アイロボット

 ご自身の花粉症レベルをチェックリストで診断してみてください。5個以上当てはまる人は、重度花粉症です……!


写真提供=アイロボット

アイロボット初のパワフルな空気清浄機 Klaara p7 Pro


クラーラはデザインも機能もシンプル。写真提供=アイロボット

 そんな花粉症に悩む人に向けてアイロボット社が開発したのが、加湿などの余計な機能を付けず、空気清浄に特化した高機能空気清浄機・クラーラ。

 独自の密閉構造「クローズド・キャプチャ技術」による継ぎ目のない樹脂製のボディで取り込んだ空気を逃がさず、3種類のフィルターが花粉やウイルス、カビなどの汚染物質を99.98%(※)除去し、キレイな空気だけを送り出します。

※EN1822によるH13クラスで、ISO 29463の条件に従い、実施した試験結果。最大風量で0.1μm以上の粒子に対し99.98%の捕集効率。使用環境により異なります。


3種類のフィルターがそれぞれ特定の汚染物質を除去。写真提供=アイロボット

クラーラの断面。フィルターが約半分を占めています。

 このフィルターの重量は、なんと4.6kg。フィルター内に活性炭が一般的な空気清浄機の約3倍も入っていて、VOC(揮発性有機化合物)やニオイなどもパワフルに除去してくれます。


一般的な空気清浄機と活性炭含有量を比較。活性炭にある小さな空洞がニオイをキャッチするため、量が多いほど効果的。

 フィルターは、ボディ上部からスポッと取り外せる簡単な仕様。取り替えの際に汚れが舞う心配もなく、1年おきに取り替えるだけ、とメンテナンスに手間がかからないのもうれしいポイントです。


このように上部からフィルターを取り出します。

 カラーは全3色。どんなテイストのインテリアにも馴染みそうなシンプルなデザインとナチュラルな色合いです。


左からグリーングレー、ウォームホワイト、インクブラック。写真提供=アイロボット

住環境の花粉対策のポイントは室内の花粉を取り除くこと

 石井先生は、花粉対策は新型コロナと同様、いかに花粉を吸わず触らないかが大切だと言います。

 自宅でできる対策としては、まずは家の中に花粉を入れないこと。例えば、窓を開けて換気する際にはレースカーテンを閉めておく、布団は外干ししない、服についた花粉は払ってから家の中へ入るなど。基本的なことですが、意外とやっていない人が多いのではないでしょうか。

 さらに重要なのが、家に入ってしまった花粉を取り除くこと。空気中の花粉が床に落ち、床に落ちた花粉が人の動きなどによって舞い上がる、これを繰り返すことで生じる対流花粉はそのままにしておくと花粉同士がくっついて塊となるため、一度の刺激で大量の花粉が舞い上がってしまうことになります。


写真提供=アイロボット

 対流花粉対策に必要なのは、空気と床の同時ケア。空気清浄機を基本的に24時間稼働させておくことに加え、空気の流れを意識した場所に設置することも大事。エアコンの対面に置くのがおすすめです。

 そして、1日1回以上は床掃除をすること。ただし、掃除機をかけた際に排気口から出る空気で舞い上がった花粉が体についてしまうため、人がいないときにロボット掃除機をかけるのが効果的とのこと。石井先生も自宅では24時間空気清浄機をつけたままにしておき、外出中にロボット掃除機を稼働させているそうです。


写真提供=アイロボット

 クラーラは、ロボット掃除機ルンバと自動連携する市場で唯一の空気清浄機。共通のiRobot Home アプリの自動連携機能によって、ルンバが清掃中のときはクラーラが自動的にパワーをブーストし、ルンバから排出された空気も一気に清浄してくれます。

 また、自動モードに設定しておくと1秒間に10回空気をモニタリングし、空気の状態によって風量を調整。使う度に自動学習し、室内環境や生活習慣に合わせて最適化してくれるという優秀さ。


セミナーでのデモンストレーションの様子。モニターに映し出されているのは、クラーラの稼働状況を表示したアプリ画面。汚れを検知するとクラーラは自動的にパワーアップし、瞬く間に空気を浄化します。

 空気清浄機で自宅の空気環境を整え、花粉症シーズンも快適な毎日を過ごしましょう。


教えてくれたのは……

石井正則先生

JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長。JAXA宇宙医学審査会委員。ヨギー・インスティテュート認定のヨガインストラクターとしても活動している。著書に「ストレスマネジメントで めまい・耳鳴り・難聴を自分で治す本」(二見書房)など。

アイロボット

https://www.irobot-jp.com/

文・写真=佐藤由樹

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