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日本製鉄 塗装工程の省略によるCO₂削減を実現する新商品 着色高耐食めっき鋼板「スーパーダイマGB」の発売について

Digital PR Platform / 2024年2月28日 13時45分

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日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)はお客様での塗装工程を省略することにより、CO₂排出削減を実現する新商品 着色高耐食めっき鋼板「スーパーダイマ®GB」を発売いたします。

<スーパーダイマGB 製品概要>

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通常、鋼板に着色する場合には焼付塗装を施します。その際、焼付に必要な熱源としてガス等を燃焼しています。また、塗料製造および設備稼働のための電力製造においてもCO₂が発生します。
これらのCO₂はお客様におけるSCOPE1・2(外注塗装の場合SCOPE3)に定義付けられ、カーボンニュートラル社会の実現に向けては、お客様の努力で削減していく必要があります。

今回発売するスーパーダイマGB は高耐食めっき鋼板スーパーダイマの後処理において顔料を用いて着色しためっき製品です。そのため、お客様での塗装工程を省略できます。コストダウンと同時にCO₂排出量の削減(塗装工程で排出するCO₂は100%削減)が見込まれる商品です。

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/84/83997/500_275_2024022813261365deb5e563aae.jpg

スーパーダイマGB は、めっき鋼板製造時に着色しているため、組立加工時には溶接を回避することが必要です。そのため、代替手段としてリベット接合などを推奨しています。
本商品は2024 年4 月から受注を開始し、2024 年6 月頃に出荷を始める計画です。色調は、電設資材の標準色の一つであるマンセル値「5Y7/1」近似色とし、配電盤・ケーブルラック・バスダクトなどの需要に向け販売していく方針です。また、商品名称「GB」は、マンセル値「5Y7/1」近似色を表現した「グレイッシュベージュ(Grayish Beige)」の頭文字を用いました。

なお、正式販売に先立ち、各需要分野向けにテスト販売を実施しており、従来の方法(酸洗鋼板に塗装するもの)との比較でおおむね違和感ないとの評価をお客様から頂いています。また、日本製鉄においても製鉄所における設備新設・更新に伴う配電盤設置工事に積極的に採用していく方針です。

<配電盤の試作品>

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/84/83997/300_535_2024022813262065deb5ece34be.jpg
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