永作博美の女優論“助けられることがあるかどうか”
Entame Plex / 2017年9月23日 20時0分
永作博美の女優論“助けられることがあるかどうか”
直木賞作家・佐々木譲の初の法廷小説をドラマ化したWOWOW「連続ドラマW 沈黙法廷」(9月24日放送スタート)で連続殺人事件の容疑者という難役に挑んだ永作博美。
女優としてのキャリアは言わずもがなの彼女が魅せる悪女とも淑女ともとれる二面性を秘めた表情に、きっとラストシーンまで翻弄され続けるに違いない。
現在、撮影真っ只中(※取材時)という永作に、本作の見どころはもちろん、難役と向き合って感じたことなど、いろいろと話を聞いた。
――脚本を読んだ印象はいかがでした?
「演じるのがとにかく難しいだろうと思いましたね。私に務まるのだろうか……と思いながらも、今まで演じたことのない新しくて際どい“挑戦”だなと感じました」
――緩急のない女性を演じるのはとても難しいとコメントされていましたが。
「普通に喋るということがこんなに難しいんだ……って。取り調べのシーンでは事実だと言っていることに何度も同じ質問をされて、何度も繰り返し話している過程の中で、変化があるのかないのか分からない。私は真実をずっと話しているんだけど、捉え方によってはどことなく怪しく見えてきたりすることが自然と起こるわけで……。今も撮影をしながら闘っています」
――今回のようにシリアスな作品だと役を引きずることはないですか? いつもオンオフはどのようにしてます?
「幸い引きずられることがまったくなくて。家に帰ったら山ほどやることがあるので、何のスイッチも関係もなく切り替わります。家では一切台本を読まないですし、というか読めない(笑)」
――監督からはどんな声を掛けられましたか?
「最初にお会いしたときは『毎日美紀のことを考えて、ずっと悩んでいます』と仰っていました。台本がまだ完成していないときだったので、頭をフル回転させているような状況でしたね」
――観る者をミスリードしていくような部分も多かったと思います。現場でどのように作り上げているのでしょう?
「実際に演じてみないと分からない部分も多くて“こっちのほうがいいですか?”とか現場で監督と確かめ合いながら一緒に作っているような感じです」
――自身が演じた山本美紀という女性にどんな印象を持ちました?
「可哀想な人だなと。いろんな出来事が自分の身に起きてしまう。自分の運命を恨むでもなく、“自分はそういう人なんだ”“自分はそういう境遇で生まれてきたんだ”と感じているような女性だったので、本当は前に進みたいんだけど歯止めをかけてしまう……人だなと思いました」
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