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「吉野家」VS「手作り」牛丼はどっちがコスパ良い? それぞれの費用を比較!

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月21日 4時30分

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注文するとすぐに食べることができるので、仕事や家事で忙しくて時間がないときなど、外食で食事を済ませてしまう人は少なくありません。基本的に、食事は外食するより自炊が安いとされていますが、牛丼の場合はどうでしょうか。本記事では、吉野家の牛丼と同じように自炊する場合の費用と値段の比較について説明します。

吉野家の牛丼の値段と具材の内訳

吉野家公式ホームページのメニュー表では、牛丼の並盛は税込468円、特盛では税込820円です。吉野家のこだわりを見てみると、牛肉と玉ねぎ、タレと米の具材を使用していると記載されています。
 
メニュー別・栄養成分・アレルギー物質一覧では、炭水化物である並盛の米の量が88.2グラム、特盛では126グラムとなっています。お米は、炊くときに入れた水分を吸い込み膨らむため、ごはんの重さは約2.3倍になります。精米88.2グラムと126グラムに2.3を掛けると、吉野家の牛丼の並盛のごはんは約200グラム、特盛のごはんは約290グラムです。
 

吉野家の牛丼と同じように自炊する場合の費用を比較

吉野家の具材と、だいたい同じように自宅で作るとしたら、費用はいったいいくらになるのでしょうか。動画配信サービスのクラシルの価格を参考に算出してみました。具材は、ごはん200グラム、牛バラ肉150グラム、玉ねぎ50グラム、めんつゆ(2倍濃縮)50ミリリットル、すりおろししょうが小さじ1、紅しょうが10グラムです。
 
クラシルでは具材の費用が、吉野家の並盛と同じお米の量で300円前後となっています。特盛を仮に倍の具材にした場合、ごはんが400グラムになってしまうため、約100グラムの米の値段を引かなくてはいけません。
 
2023年8月の総務省統計局の小売物価統計調査によると、米5キログラムの値段は全国平均で2043円でした。お米の値段の計算方法は、購入金額×米の重さ÷購入したキログラム数です。特盛で引く約100グラムのお米の値段を計算すると、2043×0.1÷5で40円になります。
 
クラシルの具材を倍にしても金額は約600円前後、米100グラムの値段40円を引いても、特盛を自炊する場合の費用は560円前後ということが分かりました。
 
牛丼を自炊する場合、他に光熱費がかかります。炊飯器で米を炊くと、炊飯器にもよりますが電気代は約4円です。東京ガスでは、最大出力2.97kWのコンロを使って中火で1時間煮込んだ場合、ガスの使用量は1.68kWで約21円と案内をされています。
 
21円を60分で割ると0.36円になるため、牛丼を手作りするために20分間ガスを使用した場合は、約7円です。並盛を手作りする費用300円にガス代と電気代を足すと311円、特盛なら571円になります。
吉野家の並盛税込468円と特盛税込820円の値段と比較しても、手作りする牛丼のほうが安いことが分かりました。
 

コスパが良いのは手作りの牛丼

吉野家と比較すると、調理する光熱費を含めても並盛で157円、特盛で249円も手作りのほうがコスパは良いです。とはいえ、仕事や家事、育児などで疲れたときは自炊するのが大変なときがあります。毎日外食するのはお金がかかってしまうので、自分へのたまのご褒美として外食店をうまく活用していきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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