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買い物の度に有料の「レジ袋」を購入しています。「エコバッグ」を買うより安いと思うのですが…。1年でどれだけの費用になるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月29日 12時30分

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「エコバッグの持参はわずらわしい」「レジ袋をゴミ袋に再利用できる」などの理由で、買い物のたびに有料レジ袋を購入している人はいませんか。   一般的には、エコバッグを使うほうが節約につながるとされていますが、実際にレジ袋を購入する場合とどのぐらい差があるのでしょうか。そこで今回は、エコバッグ派とレジ袋購入派でどれくらいの差が生まれるのかを解説します。

毎日買い物をしてレジ袋を購入すると1年間で約1825円

有料レジ袋の購入にかかるコストは、買い物の頻度やレジ袋のサイズによっても変動します。
 
そのため、ここでは一例として週2回(365÷7×2=年104回)の買い物をする際、大サイズのレジ袋(約5円)を1枚購入するケースでシミュレーションしてみます。1回の買い物でかかるコストは約5円のため、1年では520円(5円×104回)かかります。なお、1ヶ月では約43円です。
 
より極端なデータを算出するため、毎日買い物をして大サイズのレジ袋を1枚購入するケースでもシミュレーションしてみます。大サイズ1枚を同じ約5円とすると1年間にかかるレジ袋のコストは1825円(5円×365日)です。これらの結果をふまえたうえで、エコバッグを何回使えば元をとれるのかについて考察します。
 

エコバッグで何回買い物をすると元をとれる?

エコバッグと一口にいっても、安価なものから高価なものまで多岐にわたるため、ここでは110円と2000円の2つのケースでシミュレーションします。
 

・110円のエコバッグの元をとるには

110円のエコバッグは、5円のレジ袋22枚分の金額にあたるため、毎回レジ袋を1枚購入するケースと比較すると22回の買い物で元をとれる計算です。
 
毎日買い物をする人であれば、1ヶ月エコバッグを使い続けるだけでレジ袋を購入するよりも節約につながります。また、週2回しか買い物しない人であれば約11週間、つまり約3ヶ月エコバッグを使い続けるとお得になる計算です。
 

・2000円のエコバッグの元をとるには

2000円のエコバッグを購入する場合は、5円のレジ袋400枚分の金額にあたるため、毎日買い物をする人であれば約1年1ヶ月で元をとれる計算です。また、週2回の買い物であれば、元をとるには約50ヶ月かかることになります。つまり、約4年2ヶ月もの歳月が必要です。
 

買い物の頻度が低い人は安価なエコバッグがおすすめ

週2回しか買い物をしない人が2000円のエコバッグの元をとろうとすると、約50ヶ月(4年2ヶ月)かかります。
 
いくら丈夫なエコバッグでも、4年以上使うとなると破損や汚れで買い直しが必要になる可能性もあるでしょう。4年たたずに買い直すことになった場合は、元をとれなくなるため、買い物の頻度が低い人はより安価なエコバッグを選ぶのがおすすめです。
 
例えば、110円のエコバッグであれば週2回しか買い物しない人でも約3ヶ月で元をとれます。どうしても、2000円や3000円でしっかりとした作りのエコバッグが欲しい場合は、できるだけ長く使い続けるか、頻繁に買い物をすれば元をとれる可能性が高くなるでしょう。
 

レジ袋とエコバッグのどちらがお得かは人による

基本的には、レジ袋を購入するよりもエコバッグを長期間使うほうが節約につながります。しかし、買い物の頻度が低い人が高価なエコバッグを購入してしまうと元をとるのに数年単位の時間が必要になります。
 
レジ袋とエコバッグのどちらがお得になるかは人によるため、自分の買い物スタイルにあわせて適切な方法を選んでみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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