フットサル日本代表86年生まれトリオ鼎談 FP滝田学×FP渡邉知晃×FP皆本晃 後編 代表での86年組の役割
ゲキサカ / 2014年12月18日 12時10分
フットサル日本代表は、18日、20日にクロアチア代表と親善試合を行う。日本代表が国内で試合を行うのは、年に一度。活動回数の少ないチームにとって、重要な強化の場であると同時に、日本のファン・サポーターの前でプレーできる数少ない機会だ。この2連戦の日本代表に招集されたFP滝田学(ペスカドーラ町田)、FP渡邉知晃(名古屋オーシャンズ)、皆本晃(府中アスレティックFC)の86年生まれトリオは、2年後のW杯でもチームの軸となることが期待されている。彼らはW杯8強入りという目標を達成するために、何が必要と考え、プレーしているのか。そして、目前に迫ったクロアチア戦への意気込みを聞いた。
以下、鼎談後編
――日本代表の常連となっている3人ですが、最初に代表入りしたのは誰だったのですか?
皆本「オレですね。ミゲル監督になって、最初の中国遠征で呼ばれました。オランダとかと対戦したときです」
滝田「その後に、(渡邉)知晃が入って、最後にオレが入りました」
渡邉「でも、みんなミゲル監督の初年度から呼ばれていますよ」
皆本「その後、オレは前十字靭帯を切って、1年はチームでもプレーできませんでした。その後、(ケガから)復帰してからも、スペインに行っていたので。最初に呼ばれてから、2年以上は代表に呼ばれませんでしたね。だから、アジア選手権に出たのも、今年が初めてでした」
渡邉「オレも今年が初めてでした」
滝田「滝田、奇跡のアジア選手権3回出場(笑)」
――おお、それはすごい。
滝田「奇跡が起きているんですよ、いろいろ。2010年は(北原)亘くんが直前のスペイン遠征で骨折して、若手枠のような感じで入れてもらえました」
渡邉「オレは最後の最後、入れ替わって外れました。その次の大会でも、直前まで合宿に呼ばれていたけど、アジア選手権のメンバーには入れなかったので、今年がまさに『3度目の正直』でした」
――コロンビアW杯まで、もう2年になりました。そろそろその話題も選手たちの中で出ていますか?
滝田「もう危機感しかないですよ」
渡邉「前回のW杯が終わってから、しっかり意識していますよ」
滝田「W杯に出られるポジションを約束されたわけではないと思いますし、危機感はすごくあります。プラス、出場するのも簡単じゃない。W杯のアジア枠が減るっていう話もありますし、そうすると最低でもアジア選手権で決勝に行かないと、W杯には出られなくなるので、本当に簡単な話ではないですよ」
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