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[東京都1部L]昨年夏冬東京王者の関東一がトリプレッタユースを2-0撃破!「平均値」上げて全国で勝つチームへ

ゲキサカ / 2017年3月25日 20時54分

前半6分、関東一高はMF篠原友哉(10番)のゴールで先制

[3.25 東京都1部L第4節 関東一高 2-0 FCトリプレッタユース 新小岩私学事業団総合運動場]

 25日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 東京1部(T1リーグ)第4節で16年度夏冬全国出場の関東一高とT1リーグ昇格組のFCトリプレッタユースが対戦。MF篠原友哉(新3年)とCB小野凌弥(新3年)のゴールによって関東一が2-0で勝った。関東一は2勝2敗に。トリプレッタは開幕4連敗となった。

 関東一は15年度の全国高校総体で4強入りし、16年度は全国高校総体予選で2年連続の東京制覇。そして初出場した全国高校選手権の開幕戦で選手権1勝を挙げた。年々結果が出てきているが、再スタートした今年はまだまだ安定した戦いをすることができていない。この日もボールを支配している時間こそ長かったものの、メリハリがなかったり、精度を欠くシーンがあるなど納得のゲームができた訳ではなかった。それでも悪くない内容の試合で2連敗していたチームは連敗ストップ。小野貴裕監督が「勝つことが一番だった」と語ったように、今後に繋がる白星を掴んだ。

 前半6分、関東一は10番、篠原のファインショットによってスコアを動かす。この日、攻撃の“潤滑油”の役割を担った151cmMF金子直樹(新2年)の落としから、篠原が右足一閃。ゴール右上隅へ突き刺さるスーパーミドルによって関東一が先制した。

 その後もゲームをコントロールした関東一はボールを失った後のアプローチ速く、トリプレッタに持ち味のパスワークを許さない。篠原と186cmMF今野綾仁(新3年)のダブルボランチのところで何度もボールを奪って攻撃へ移行。最終ラインの選手も高い位置を取って組み立てに参加し、左FW重田快(新3年)がドリブルで違いを示すなど相手にプレッシャーをかけていた。
 
 トリプレッタは東京都クラブユース(U-17)選手権で東京武蔵野シティFC U-18を4-1で破るなど4位に食い込んでいる街クラブの強豪。昨年に比べると飛び抜けた個はいないものの、全体の選手層は厚いという世代だ。だが、大貫雅之監督が「新チームのスタートから、前半我慢してというのがいい意味でも悪い意味でも染み付いてしまっている」というチームは序盤に先制されると、その後もボールを握られて自陣で我慢する時間の長い展開となった。

 それでも“良い意味での”我慢強さをこの日も発揮。押し込まれる展開ではあったが、相手のバイタルエリアからの仕掛けに粘り強く対応して簡単には崩されない。そして攻撃面では高いキープ力を披露していた10番MF谷本竜一(新3年)やMF大友蓮(新3年)を中心にハイサイドまでボールを運ぶと、複数の選手が絡んでのアイディアある崩しにチャレンジ。前半21分には右SB進藤佑主将(新3年)の右CKのこぼれ球に反応したCB茅島虹太(新3年)の右足ボレーがゴールを襲い、38分にはGK島田航樹(新2年)のキックを起点とした攻撃からFW船越毅郎(新3年)がフィニッシュへ持ち込む。

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