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[国体少年男子]最近10年間で8度目の4強入りも、大阪は初Vならず

ゲキサカ / 2017年10月5日 8時55分

MF食野壮磨ら各選手が奮闘した大阪府だったが、今年も頂点には届かず。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.4 国体少年男子準決勝 神奈川県 1-0 大阪府 新居浜市営サッカー場1G]

 今年も頂点には手が届かなかった。前回大会準優勝の大阪府は同準決勝で2-1のスコアで勝利している神奈川県と再戦。序盤、なかなか良い形でボールを奪い取れなかった大阪府は積極的に前に出ることができずにいたが、徐々に良さが出始めると前半30分にFW藤尾翔太(C大阪U-18、1年)が左ポスト直撃の右足シュートを放つ。 

 前半終了間際にCKから先制点を奪われたが、後半は梶田浩信監督(FC Unione柏原)が「積極性が出てくれば大阪の良さが出てくる」と説明したように、MF谷本駿介(C大阪U-18、2年)やMF食野壮磨(G大阪ユース、1年)が前へ行く力を見せながら、勢いのある攻撃を見せていく。

 相手の決定的なシーンをGK浅野太郎(C大阪U-18、1年)がファインセーブで阻止するなど、1点差のまま試合を進めた大阪府は終盤に相手ゴールへ迫る。だが、FW川崎修平(G大阪ユース、1年)の右足シュートが相手GKの好守に阻まれるなど最後まで1点を奪い返すことができなかった大阪府は、5日の3位決定戦(対青森県)に回ることとなった。

 大会期間中に右SB奥田勇斗(G大阪ユース、1年)やMF塚元大(G大阪ユース、1年)が成長を見せるなど、今回の国体も選手たちにとっては貴重な経験の場となった。大阪府内の3種、4種の各チームの指導者、そして「11から15までのトレセンスタッフが頑張ってくれている」(梶田監督)という環境の中で、毎年個性ある選手が出てきている大阪。過去10年間で準優勝5回、4強進出3回と常に上位に食い込んでいる大阪府は今年も強さを見せながら、叶えることができなかった初優勝を次世代の選手たちが必ず達成する。

(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集

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