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[国体少年男子]神奈川県牽引した2人の早生まれ、MF柴田徹と右SB島崎。2年越しの夢結実

ゲキサカ / 2017年10月6日 19時22分

優勝を喜ぶ神奈川県イレブン。キャプテンマークを巻いたMF柴田徹と隣に座ったDF島崎元(2番)も笑顔

[10.5 国体少年男子決勝戦 広島県 0-1(延長)神奈川県 西条市ひうち陸上競技場]

 2年ぶりの優勝を果たした神奈川県を牽引したのは2人の早生まれ、主将のMF柴田徹(湘南ユース、2年)と右SB島崎元(川崎F U-18、2年)だった。2人は当時高校1年生だった昨年の国体にも出場。ともに先発として戦ったが、準決勝で大阪府に敗れていた。

 だが、今年は準決勝で大阪府に雪辱し、決勝では前回優勝の広島県を撃破。早生まれとして、チームを勝たせないといけないプレッシャーもあったという中で、2人は昨年のチームメートの分も戦い、2年越しの夢を叶えた。

 島崎は「自分が一個上の年としてチームを支えなきゃいけない。キツイ時に声を出してプレーしていた」と振り返り、「チームが左から攻めるという感じだったので、自分は右でしっかり組み立てて左で決められるように、そういう形ができていたのでチームのために少しは役に立ったのかなと思います」と微笑んだ。

 一方、「自分より技術ある人が多い。自分は湘南らしさ(ハードワーク)も出したい。そこで引っ張っていきたい」と語っていた柴田は、平塚次郎監督(湘南)から「昨年の思いが強い。良くやってくれたと思います」と評されたように、左サイドからの崩しに加えて、献身性、リーダーシップでチームを牽引。そして勝ち取った優勝について、「最高に嬉しかったです。泣きそうでした。表彰式の時にウルッとしていました」と思いが結実したことを喜んだ。

 今年の神奈川県チームについて、柴田は「面白い選手ばかりで本当に楽しいチームでした」と振り返り、島崎は「先輩後輩という壁もなく、楽しく接してもらったので楽しい国体になった。一緒に戦えて本当に良かったと思います」。昨年の敗退から「悔しい」「リベンジしたい」という思いを持ってきた2人が雰囲気良いチームを支え、王座奪還の力となった。

(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集

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