ハリルホジッチ前日本代表監督会見要旨:前編
ゲキサカ / 2018年4月27日 22時7分
まず私が最初の日にサッカー協会のJFAハウスに行ったとき、『私のオフィスはどこにあるのか』と聞いた。『あなたのオフィスはない』と言われたので、すぐに私はお願した。『それなら、是非私のためにオフィスをしつらえてほしい』と。それから『私のアシスタントたちにも是非オフィスをしつらえてほしい』とお願いした。代表監督がオフィスをしつらえてくれという要望を出すの、日本サッカーの歴史で初めてのことだったようだ。私は毎日オフィスに出勤していった。代表チームのセレクションをするだけでなく、メディカルスタッフも毎日協会にやってきた。みんなが毎日出勤してくる。ただ、そうしたものにみなさんは馴染みがなかったみたいだ。そのあとは仕事の割り振りをして、どう仕事をしていくかという組織立てをやっていった。監督として、コーチとして、メディカルスタッフとして何をするのか。毎日ミーティングを持ち、テクニカルスタッフとともに選手の試合を視察に行き、選手一人ひとりの報告書、レポートを作った。メディカルスタッフはその選手がどう故障しているか、細かいデータをレポートとしてあげていった。スタッフとコミュニケーションを取り、毎日いろいろな作業をやってきた。オフィスにいて仕事することもあれば、試合の現場に行って視察することもある。それは国内組の試合も海外組の試合も同じだ。
そして毎週月曜日になると、全員のスタッフとミーティング持った。テクニカルスタッフとともに、50人ほどの選手の報告書を作り、プラスアルファとしてGKの5、6人についての報告書も作り上げた。例えばメディカルレポートだと、故障した選手がいるならばすぐに連絡を取って、どういう状況か聞いた。問題があるときには管理部のスタッフとも連絡を取ってきた。代表チームの合宿、遠征になると、いつ合宿をスケジューリングするのか、どういう形で合宿をしていくかということを話し合った。スタッフの数にして50人ほどいたわけだが、スタッフ一人ひとりに自分がやる仕事があり、それをやっていった。たくさんの方々に、そういう形で仕事をしてきてくれて、ありがとうとお礼を申し上げたい。ありとあらゆる練習、移動、遠征でも、ほぼ完璧という形ですべてがセッティングされていた。練習というのをしっかりと準備して、どういうプランニングでやるのか。公式戦ならびに親善試合の準備、調整。私の人生において、こんなにやる気で規律正しくやってくれたのは見たことがなかった。
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