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ユース取材ライター陣たちが推薦する総体予選注目の11傑vol.4

ゲキサカ / 2018年5月25日 7時10分

MF古宇田旭(関東一高3年)
「『本当に悔しかったですね』と振り返る昨年は、総体予選までサイドハーフでレギュラークラスの活躍を見せながら、全国総体は登録メンバー外に。以降もスタメン復帰の壁は高く、一時はサイドバックも経験したが、「最高学年として自分が率先して、『先頭でやりたいな』という想いはあります」という今シーズンは好調をキープし、ゴールに絡むプレーで攻撃陣を牽引。声を出せる“盛り上げ役”的なキャラクターも、チームにとっては貴重な存在」

MF山内稔之(実践学園高3年)
「昨シーズンは圧巻の“東京四冠”に加え、夏と冬の全国を2年生でただ1人のレギュラーとして経験したレフティは、今年の都内でも指折りのサイドアタッカー。縦への仕掛けとアーリークロスを巧みに使い分け、実践の攻撃を左サイドから繊細に組み立てる。関東大会予選の敗退とTリーグでのミスに責任を感じ、『去年から試合に出ている自分がああいうミスをしてしまったので、気合を入れて』坊主頭になる思い切りも。『自分が結果を出さないとチームが勝てない』という覚悟を持って、2年連続での全国出場へ挑む」

FW佐々木大貴(帝京高3年)
「カナリア軍団の10番を1年時から背負い続けてきた佐々木もいよいよ最終学年に。『相手のボランチとディフェンダーのギャップでもらうのが好き』と自ら語るように、1.5列目で前を向いた時のゴールに迫るアイデアと、それを実行するテクニックは間違いなく都内最高クラス。三浦颯太、赤井裕貴と構成する“FC東京U-15むさしユニット”の攻撃力はチームの浮沈を握っている。また、『付けさせてもらっている感じで、背番号は気にならないです』と言い切る飄々としたキャラクターが、プレーとのギャップを際立たせて微笑ましい」

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。Jリーグ中継担当プロディーサーを経て、『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。ゲキサカでコラム、『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』を連載中。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史
●【特設】高校総体2018

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