京都2冠・東山の守護神、荒木光汰「『東山、やっぱり勝つんやな』ということをみんなに見せたい」
ゲキサカ / 2018年8月3日 7時20分
8月7日に平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(インターハイ、三重)が開幕する。18年京都府2冠・東山高のGK荒木光汰(3年)は安定したセービングとキック、そして声が印象的な守護神。2回戦からスタートするインターハイへ向けて意気込みを語った。
●GK荒木光汰(3年)
―インターハイ開幕が近づいてきている。
「京都大会で優勝させてもらって、もっと自分らがやっていかへんとアカンなと。練習でも緩くなってしまう部分があったり、そういうところがあるので、先生も何度も言ってはるんですけれども、日本一狙えるんは京都で今、僕たちしかいないんで、負けた学校の分もという訳じゃないですけれども、もっと代表校としての責任を持って勝負していかなダメだと思います」
―ライバル・京都橘を倒しての全国。目標は?
「やるからには日本一を目指したいですし、負けてしまって『やっぱり(京都)橘の方が良かった』とか、そういう風には言われたくないし、『東山、やっぱり勝つんやな』ということをみんなに見せたいですね」
―個人的にはどんなところを見せたい?
「サイズが小さくて厳しいところにシュート打たれたら難しいところがあるので、コーチングとかで未然にシュートを防ぐというところと、あとやっぱりGKとして失点数はゼロにこだわってやっていきたいです」
―最後方からの声が印象的。
「ずっと練習から先生には言われていて、切り替えの部分とか分かりやすくとか、自分の声を聞いて、味方の身体が自然に動くとかそういうところは意識している。応援もあるんで遠くの味方には声が届きづらいというのがあるけれども、しっかりとDFにも伝達させていきたい」
―TEKELAを履いた感想を教えてください。
「足を包んでくれるというか自分は好きです」
―普段スパイクを選ぶ基準は?
「天然芝でやることが多いのでポイントが刺さりやすいもの。中敷きもちょっとこだわりだして、中で滑らないように意識しています」
―理想のGK像は?
「シュートを打たれて止めるというGKも大事だと思うんですけれども、シュートを打たれないGKというのも大事だと思う。クロスに出るとか、コーチングでピンチを未然に防ぐとか、そういうところを意識してやっていきたいです」
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018
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