[球蹴男児U-16リーグ] 全中優勝世代の日章学園MF池部、Aチームで主軸張る同期以上に「やらないといけない」
ゲキサカ / 2019年5月13日 19時55分
[5.4 球蹴男児U-16第2節 東海大福岡高 4-1 日章学園高 大津町運動公園多目的広場]
日章学園高は立ち上がりから東海大福岡高を攻め立ててチャンスを量産。開始5分に左クロスからFW野邊直岐が放ったヘディングシュートがGKのミスを誘って先制点をマークした。その後も、MF塩釜麗斗が幾度となく右サイドからゴール前に切れ込み、左のMF池部虎汰郎がポスト直撃の右足シュートを放つなど、個人技と連係の取れたパスワークで攻め続けた。
だが、福島将太コーチが「甘いですね」と指摘したように、一本の丁寧さを欠いたチームは追加点を奪うことができず、東海大福岡のハイプレスと速攻の前にリズムを崩し、立て直すことができないまま失点を重ねてしまう。結果は1-4で完敗。池部は「修正しなければいけない時に修正できなかったのが負けに繋がったのかなと思います」と反省していた。
昨年、日章学園中で中学日本一を経験している池部はすでにAチームの一員としてプリンスリーグ九州も経験。この日は持ち味のテクニックを駆使してドリブル、パスでチャンスメークしていた。チームの中で目立つプレーをしていたが、それでも、「他の人よりも自分は経験しているから、もっと引っ張っていかないといけないとは思っているけれど、まだまだできていない」と納得していなかった。
自分が1年生チームにいる一方、MF葭岡遥来やMF橋天飛磨、FW藤本優希、FW木脇蓮苑とAチームで先発の1年生が複数いる。彼らに追いつき、追い越さなければAチームで活躍することはできない。
「追いついて追い越していくことを強く思っていますし、こっちに残されたという意味を考えてもっとやらないといけないし、上のヤツは上のヤツでもっと頑張っていると思うから、もっと自分たちがアイツらよりも頑張って上にいかないとチームも強くならない」。
高校でも全国制覇を果たして日章学園の歴史を変えるという目標がある。だが、それが簡単ではないことも理解している。「中学校同様に日本一を獲りたいという目標は本当に大きいですし、でも簡単に日本一は獲れるものではない。日本一を獲るためにもこの(球蹴男児U-16)リーグを大事にしてレベルアップしていきたい」。甘さをなくし、ここで違いを示す個人、チームになってAチームで活躍するチャンスを掴む。
(取材・文 吉田太郎)
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