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8年ぶりのプレミアEASTで現在8位。尚志は地元・郡山市を盛り上げるためにも残留誓う

ゲキサカ / 2019年9月23日 20時55分

尚志高の先発イレブン

[9.23 プレミアリーグEAST第14節 市立船橋高 3-0 尚志高 グラスポ]
 
「プレミアリーグを久々に戦ってみて、1ゲーム勝ったチームもぶっ倒れるじゃないですか。やった、と。そういうところでやり続けたいので、頑張りたい」

 尚志高の仲村浩二監督は試合後、残留へ向けた意欲を改めて口にしていた。福島県を代表する強豪校は11年以来、8年ぶりのプレミアリーグ参入。8年前の勝ち点15に前節の段階で並んでいるチームについては、指揮官も「ウチは今、成長している」と頷く。

 この日は鹿島内定のエースFW染野唯月(3年)が前半半ばに負傷交代。アクシデント後はむしろボールを正確かつスピーディーに動かす尚志がペースを握って試合を進めていたが、後半、セットプレーで唯一警戒していた市立船橋高CB鷹啄トラビス(3年)にヘディングシュートを決められてしまう。
 
 失点直後にインターハイ得点王のFW山内大空主将(3年)がPKをもぎ取ったが、失敗。試合の流れを変えるポイントで、プレミア残留を目指す市立船橋に上回られてしまった。この日はJクラブも注目するCB中川路功多(3年)を出場停止で欠く中、GK鈴木康洋(3年)やCB渡邉光陽(2年)が奮闘したが惜敗。市立船橋の選手たちが倒れ込んで喜ぶ隣で選手たちはうなだれていた。

 8年前よりも選手層が充実し、プレミアリーグの舞台で戦えていることは確か。ただし、攻撃の精度やテンポ、セットプレーの対応、交代メンバーのレベルアップなど課題はまだまだある。現在は残留圏内ぎりぎりの8位。プレミアリーグにいることでエスコートキッズや、多くの観戦者など、「(地元の福島県)郡山市を楽しませている部分がある」(仲村監督)というだけに、残留を目指す尚志は3週間の中断期間も成長して次の試合に臨む。

(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

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