チョウ監督不在の湘南崩壊6失点…サポの声に高橋コーチ「バラバラになっていない」

6失点で大敗した湘南ベルマーレ

[9.29 J1第27節 湘南0-6清水 BMWス]

　湘南ベルマーレはホームゲームで6失点の大敗を喫した。立て続けに前半4失点と守備が崩壊し、前半終了後にブーイングが飛んだ。試合後はゴール裏のサポーターが高橋健二コーチや主将DF大野和成らと対話する場面があった。

「(サポーターは)チームがバラバラになっている雰囲気を感じているようでした。『そんなことはない。このチームはあきらめていないし、もう1回上を向いてひとつになって戦っていく』という話をしました」

　パワハラ疑惑が報じられたチョウ・キジェ監督は8月13日から活動自粛が続いている。この日は試合前に臨時カンファレンスが行われ、真壁潔会長と水谷尚人社長が現状を報告し、約750人のサポーターを意見交換を行った。

　チョウ監督不在の中、チームは5試合未勝利と白星が遠い。下位直接対決に6失点で敗れ、15位に転落した。高橋コーチは「自分たちが招いてしまった失点もある。1点目で抑えるところのマネジメントは必要」と悔やみながらも、「ショッキングな負け方をしたが、上に行く可能性がなくなったわけではない」と前を向いた。

(取材・文　佐藤亜希子)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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