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【海外発!Breaking News】“親友”だった女性の死を体を震わせ悲しんだ犬、写真の前でじっと動かず(メキシコ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月2日 20時55分

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大好きな“親友”が亡くなり、心にぽっかりと穴が開いてしまったのだろうか…。メキシコ在住の女性が先月17日、数週間前に亡くなった母の写真を見つめる飼い犬の姿を捉え、TikTokでシェアしたところ、多くの人の涙を誘った。動物専門ネットサイト『The Dodo』が伝えた。

デルヴィア・ゴンザレスさん(Delvia González、以下ゴンザレスさん)が飼っているピットブルの雄“グレカ(Greka)”は数週間前、ゴンザレスさんの母デルヴィアさん(娘と同じ名前)に永遠の別れを告げた。

デルヴィアさんとグレカとの間には“特別な絆”があったそうで、ゴンザレスさんは「グレカは人が大好きで、嫌いな人はいないほどなの。でもその中でも母は特別だったのよ」と明かし、このように語った。

「私が仕事で家を空ける時、グレカの面倒をみていたのはいつも母だった。それで母はいつしか、グレカのペットシッターから親友になったのよ。」

「母とグレカはいつも一緒で仲が良く、母が投げたボールをグレカがくわえて持ってくる『取ってこい』の遊びをしていたものよ。それに飽きると、テレビを一緒に見始めるの。ただ楽しい時を共有するだけでなく、グレカは母が病気で苦しんでいる時もずっとそばにいてくれたの。」



実はデルヴィアさんは糖尿病を患っていて、目がよく見えなかったという。しかしグレカはそんなデルヴィアさんに寄り添い、気分が悪い時や血糖値レベルが変わった時にはゴンザレスさんに知らせに来たそうだ。そして常にデルヴィアさんの足元に横たわり、病院の緊急治療室に最初に足を踏み入れたのもグレカだったという。



ゴンザレスさんは「母は数週間前に入院し、そのまま帰らぬ人となってしまってね。グレカは最後の最後まで一緒だった。でも切羽詰まった表情で、とても心配そうにしていたわ」と明かしている。

そうして葬儀を終えて埋葬する際、ゴンザレスさんは「もう母は帰ってこない」ということをグレカにしっかり分かってもらうため、棺のそばに連れていき、最後のお別れをしたそうだ。

「グレカはたくさん鳴き、悲しみで体を震わせていたわ。でも母が安らかな眠りについたことをちゃんと分かっていたのよ」と、しんみりと語るゴンザレスさん。しかしグレカの悲しみは相当なものだったらしく、居間に飾ったデルヴィアさんの写真の前で、じっと動かず見つめているそうだ。またある時は写真のそばにボールを持っていき、デルヴィアさんがボールを投げ返してくれるのを待っているようだという。

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