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【海外発!Breaking News】1日7時間のゲームが“勉強” 3人の子供をホームスクーリングで育てる母親(英)

TechinsightJapan / 2017年2月9日 7時30分

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イギリスでは学校へ行く年齢にあたる子供950万人のうち、およそ3万6千人がホームスクーリングを受けていると言われる。学校で勉強する代わりに親が子供に自己流で教育をするホームスクーリングだが、ウェスト・サセックス州のある夫妻は、なんともユニークな方法で3人の子供たちを育てているという。英紙『Mirror』が伝えている。

ウェスト・サセックス州パルボローに住むケイティー・パイバスさん(44歳)は夫ロジャーさん(44歳)と共に、長女サファイアちゃん(12歳)が生まれて間もなくしてホームスクーリングをすることに決めた。

現在、パイバス夫妻にはサファイアちゃんをはじめエチエンヌ君(10歳)、オリン君(7歳)の3人の子供がいるが、学校へ行かない3人が家でひたすら集中しているのは「マインクラフト」や「ポケモンGO」などのゲームである。

自宅にはパソコンの他にタブレットなどのゲーム機器がいくつもあり、毎朝10時頃に起きる長女サファイアちゃんが1日の初めにすることはプレイステーションの電源を入れることだそうだ。「ディスレクシア」という読み書き障がいのある長男エチエンヌ君は朝5時に、オリン君は朝の8時に起き、朝食が終わると各自ゲームをするのだという。

専業主婦のケイティーさんは「私が子供たちに読み書きを教えるよりもサイバースペースで楽しむほうが子供たちの教育にはいいみたいです。アルファベットは読みを学習するのにあまり関係ないと思います。子供たちには遊びを通して学んでほしいし、きっと成長して子供時代を振り返った時にとても自由で楽しかったと思ってくれるに違いありません」と話し、他の親が聞くと仰天しそうな教育方針を持っている。

ケイティーさん曰く、これまで子供たちに読み書きや算数を教えたことは全くなく、3人はゲームを通して英語の綴りや計算などを学んでいるという。1日平均7時間もゲームをして“学習”しているという3人は、学校へ通っている他の子供たちが校庭や公園で友達と遊んでいる間、オンライン上で繋がったフィリピンやタイ、アメリカなどの“ゲーマー”と友情を築いている。

そんなパイバス家の子供たちだが、長女サファイアちゃんは自分の意思で週に一度、ホームスクーリングを受けている他の家の子供たちと一緒に英語と数学を習っている。また3人は同じ地域のホームスクーリングをしている子供たちとサッカーをしたり、週一ペースで水泳にも通っているという。その他、博物館やアートギャラリー、自然公園など屋外のアクティビティにも家族で楽しんでいるそうだ。

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