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ブダペストの高級レストラン11店舗で日本産ホタテをジェトロがPR(ハンガリー、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月1日 0時5分

ジェトロは2月12~21日、ハンガリー・ブダペスト市内の高級レストラン11店舗で、日本産ホタテのプロモーションイベントを実施した。例年多くの来客でにぎわう2月14日のバレンタインデーを中心に、コース料理の先付けとして日本産ホタテを提供した。レストランごとに顧客が好みそうなレシピを考案してもらい、さまざまなテイストの日本産ホタテを堪能してもらった。

来店者からは、「洗練された甘みに感銘を受けた。食感も柔らかく、口の中で溶けるようだ」「以前食べた地中海産のホタテと比べて風味が強い。通常メニューに加わることを楽しみにしている」といったコメントが寄せられ、特に甘みや食感をたたえる声が多かった。また「日本からハンガリーという非常に長い距離を運ばれてきたのに、これほど高いクオリティーを保っていることに驚きを隠せない」と、その品質の高さを評価する声も聞かれた。

今回のプロモーションを取り仕切った鮮魚の卸売業者「The Fishmonger」が同社のSNSで日本産ホタテの特徴や食べ方を紹介したのをはじめ、一部のレストランでも同様にSNSで日本産ホタテを紹介したり、ホームページ上のコースメニューに掲載したりするなど、ウェブマーケティングによる相乗的な情報拡散も図った。

同イベントは日本産ホタテの販路・普及拡大を目的に、当地のフォーシーズンズホテルのコラス(Koll ázs)をはじめ、ミシュラン1つ星を獲得したボルコニハ(Borkonyha)など、日本産ホタテを現在は取り扱っていない高級レストランの協力を得て開催した。今回のプロモーションイベントを通じて、3店舗が日本産ホタテを新たに取り扱うことを決めた。

1月26日付のハンガリー政府発表によると、2023年にハンガリー国内の延べ観光客数は約1,600万人、うち710万人は外国人だった。近年、アジア料理店が増加傾向にある中、今後もハンガリーのみならず、欧州全域で日本産食品のさらなる地位向上が期待される。

画像 バレンタインメニューに組み込まれた日本産ホタテ(コラスのインスタグラムから)

バレンタインメニューに組み込まれた日本産ホタテ(コラスのインスタグラムから)

写真 SNSで日本産ホタテを紹介する卸売業者「The Fishmonger」(同社フェイスブックから)

SNSで日本産ホタテを紹介する卸売業者「The Fishmonger」(同社フェイスブックから)

(宮内安成、レンチェシュ・ティミア)

(ハンガリー、日本)

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