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ダイハツ 新型「グランマックス」発表! 新型車攻勢だ!逆輸入モデルを日本で9月に発売

くるまのニュース / 2020年6月22日 14時53分

ダイハツは、新型「グランマックス カーゴ」と「グランマックス トラック」を、2020年6月22日に発表しました。日本市場へは始めて投入される小型商用車です。

■インドネシア生産の小型商用車が日本で登場

 ダイハツは、新型「グランマックス カーゴ」と「グランマックス トラック」を、2020年6月22日に発表しました。発売は同年9月4日が予定されています。

 日本のビジネスシーンにおいてちょうどいいサイズ感を持つグランマックス カーゴとグランマックス トラックは、いったいどんなクルマなのでしょうか。

 今回、発表されたグランマックス カーゴとグランマックス トラックは、同社の軽商用車「ハイゼット」よりも高い積載力や快適性を有しながら、コンパクトで小回りの利く車両サイズが特徴の小型商用車です。

 ダイハツは、「現在日本国内の1トンクラスの小型商用車は底堅い需要があり、建設業やサービス業、農業など、幅広いお客さまの業務で利用されています。

 高効率でコンパクトなキャブカーゴ・トラックであるグランマックス カーゴとグランマックス トラックの投入によって、軽商用車よりもゆとりをもって仕事をしたいというニーズにお応えし、さまざまなお客さまの仕事や生活を支えていきます」とコメントしています。

 ボディサイズは、グランマックス カーゴが全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mm、グランマックス トラックが全長4295mm×全幅1675mm×全高1920mm。軽自動車規格の全長・全幅はそれぞれ3400mm・1480mmとなることから、グランマックスの方がひとまわり大きいです。

 最小回転半径はグランマックス カーゴとグランマックス トラックでともに4.9mとし、狭い道などでの取り回しのしやすさを確保しています。

 一方、商用車において重視される積載能力について、グランマックス カーゴは750kg、グランマックス トラックは800kgの最大積載量を実現し、軽商用車よりも多くの荷物を積みたいユーザーニーズに応えました。

 グランマックス カーゴの最大荷室長は2045mm(2名乗車時)、グランマックス トラックの荷台フロア長は2480mmとなっています。

 また、荷物を積む際の使い勝手にもこだわっており、グランマックス カーゴは床面地上高620mmの低床フロアと広いバックドア開口部により、荷室への荷物積み下ろしのしやすさを実現。

 またドア開口幅790mmの両側スライドドアを備え、狭い場所でも荷物の積み下ろしを可能としました。

 グランマックス トラックでは、床面地上高を755mmに設定したほか、あおり高(トラックの荷台を覆う囲いの高さ)は360mmに設定。ロープフックも20個設けられ、しっかりと荷物を固定することができます。

 搭載されるエンジンは新開発の1.5リッターエンジンで、可変バルブタイミング機構「Dual DVVT」を採用。最高出力97馬力、最大トルク134Nmを発揮します。トランスミッションは5速MTと4速ATで、駆動方式はFRと4WDです。

 予防安全装備として、新開発のステレオカメラを採用した「スマートアシスト」を搭載。これは2020年6月に発売された同社の軽SUV「タフト」に続いて採用されたもので、衝突被害軽減ブレーキは夜間の歩行者も認知するタイプとなります。

※ ※ ※

 グランマックス カーゴとグランマックス トラックは、インドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社で生産し、日本へ輸出・販売されるクルマです。ダイハツが日本で販売するクルマとして、初めての海外生産車となります。

 現在、インドネシアではそれぞれ「グランマックス ミニバス」「グランマックス ピックアップ」として販売していますが、今回日本で発売するグランマックス カーゴとグランマックス トラックには、新開発エンジンの搭載やスマートアシストの採用など、日本市場への対応のため、大幅な改良が施されました。

 車両価格(消費税込)は、グランマックス カーゴが197万5000円から234万7000円、グランマックス トラックが178万7000円から212万9000円です。

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