【漫画】アラサー女性の大事なぬいぐるみはボロボロ…イケオジ医師が“緊急手術”！？

■まだ捨てないで！　ぬいぐるみは“治療”できる

　子供の頃に買ってもらったペンギンのぬいぐるみを今も大事にしている、アラサー女性の伶奈。ボロボロになったぬいぐるみを見た母親は「捨てなさい」と言いますが、伶奈は「だめ！」とぬいぐるみを持って家を出ました。すると「ぬいぐるみの医師」を名乗る不思議な中年男性に声をかけられ……。

　いとよしさん（@_itoyoshi）による創作マンガ『ぬいぐるみのお医者様』がTwitterで公開されました。ぬいぐるみをきれいにする病院は実在するとのこと。心温まる物語に、読者から「全部かわいい」「素敵なお医者様」「ぬいぐるみって幸せな気持ちにしてくれますよね」「うちにも長年一緒にいる子（ぬいぐるみ）がいます」などの声があがりました。

　作者のいとよしさんに、お話を聞きました。

ーーいとよしさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

　学校に行きたくなくなるようなつらい時期があって、その時にアニメやマンガの面白さに救われたのが大きいです。物語を考えてキャラクターを描いている間はつらいことを忘れられて熱中できたので、それが一番最初のきっかけだったと思います。現実逃避ですね。

ーー『ぬいぐるみのお医者様』のお話はどのようにして生まれましたか？

　YouTubeでボロボロのぬいぐるみをきれいにする動画を見ていて、それにすごく癒やされまして……。ぬいぐるみの病院というものが存在することは知っていたので、おじさんがぬいぐるみのお医者さんだったらかわいくて面白いんじゃないかという発想に至りました。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　主人公に共感してくれる方が多いのがうれしかったです。男だからとか、年齢が……とか関係なく、たくさんの方がぬいぐるみを大事にされているのが伝わってきて……。皆さんには「癒やされた」などと言っていただいたんですが、皆さんのぬいぐるみ愛に、私が癒やされています。

『パパと巨乳JKとゲーム実況』単行本が3巻まで発売中（KADOKAWA）

ーーTwitterおよび「コミックウォーカー」にて糸吉了一さん名義で連載中の『パパと巨乳JKとゲーム実況』について、単行本が3巻まで発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか？

『ぬいぐるみのお医者様』と同様に、ちょっと渋めのおじさんが実はすごくかわいい……！！　というのが趣旨になっています。親子がゲーム実況を通して仲良くなるのですが、パパが美少女に、娘は男の子としてファンに認知されているので、そこのちぐはぐさを楽しんでいただけてるのかなと感じています。パパがヒロイン、というのも大きな見どころですね。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　描きたいなとストックしているネタがいくつかあるので、連載の合間でなんとか更新していきたいと思います！『ぬいぐるみのお医者様』も続きを描けたらなと思っていますので、長い目で楽しみに待っていただけるとうれしいです。

（マグミクス編集部）