1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

Canonical、Ubuntu 24.04 LTS "Noble Numbat"をリリース

マイナビニュース / 2024年4月29日 20時52分

画像提供:マイナビニュース

Canonicalは4月25日(現地時間)、「Canonical releases Ubuntu 24.04 LTS Noble Numbat」において、Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新メジャーバージョンである「Ubuntu 24.04 LTS」のリリースを発表した。コードネームは「Noble Numbat」。最長で12年間のサポートが保証されるLTS(Long Term Support)版であり、Linuxカーネルがバージョン6.8に、GNOMEがバージョン46にアップデートされたほか、さまざまな新機能や機能拡張が行われている。

Ubuntu 24.04 LTSは次のページからダウンロードできる。

Get Ubuntu | Download | Ubuntu

○Ubuntu 24.04 LTSの主な変更点

Ubuntu 24.04 LTSにおける主な変更点としては、以下を挙げることができる。

Linuxカーネル 6.8にアップデートされ、ppc64elアーキテクチャでのnested KVMのサポートやbcachefsファイルシステムへのアクセスなどの新機能が利用できる
低レイテンシー機能がデフォルトカーネルにマージされ、カーネルタスクのスケジューリング遅延を削減された
すべての64ビットアーキテクチャでフレーム ポインタがデフォルトで有効化された
initシステムがsystemd v255.4にアップデートされた
ネットワークスタックがNetplan v1.0にアップデートされた
AppArmorパッケージの統合により、特権のないユーザーの名前空間の使用が制限されるようになった
Ubuntu DesktopがUbuntu Serverと同じインストーラーテクノロジーを使用するようになり、autoinstallやcloud-initなどのイメージカスタマイズツールを使えるようになった
.NET 8が完全にサポートされた
Rust 1.75と、シンプルなRustツールチェーンスナップ フレームワークが同梱されるようになった
OpenJDK 21、Python 3.12、Ruby 3.2、PHP 8.3、Go 1.22など、各種言語がバージョンアップした
Ubuntu Desktopの新規インストールのデフォルト設定が「minimum」になり、LibreOfficeやThunderbirdなどの主要アプリケーションは拡張オプションとしてインストールするようになった

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください