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「こう」?「ひんる」?「謳う」の読み方、知っていますか?【漢字クイズ】

OTONA SALONE / 2024年3月5日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「謳う」です。

「謳う」の読み方は?

送り仮名「〜う」から推測して「こう」「こいねがう」などの読み方を思い浮かべた人もいるかもしれませんが、残念ながらそれは不正解。「こう」「こいねがう」はそれぞれ漢字で「乞う」「希う」と書き表します。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「うたう」です。

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【漢字解説】

「謳う」と辞書で引くと、このように説明されています。

①節をつけてうたう。
②多くの人に知らせるよう強調して述べる。
③ほめたたえる。皆がもてはやす。

出典:うた-う|言葉|漢字ペディア

なお、「うたう」という言葉を表す漢字は他に「歌う・謡う・唄う」があげられます。
一般的によく知られているのは「歌う」ですね。それぞれの漢字を厳密に使い分けなければならないわけではありませんが、以下の使い分けが可能です。

「歌う」「謡う」「唄う」はいずれも歌を歌うことを表す漢字ですが、微妙な違いがあります。

歌う:日常的な歌唱行為を指します。歌う対象は、歌詞がある曲や詩、メロディーがある音楽など、広い範囲にわたります。また、感情や思いを歌に込めて表現する行為も含まれます。

謡う:「うたう」が「音楽的な高低・調子などをつけて発声する」という意味を表す中で謡曲(能楽の台本にあたる詩文とそれにつける音)をうたう場合には「謡う」と表します。
そのほか、多くの伝統的な日本の歌舞伎や能楽などの舞台芸術における特定の形式や古典的な歌や詠唱の場面で用いられる言葉です。

唄う:「唄う」も「歌う」と同じ意味を持ちますが、やや古風な言い回しとして使われることがあります。一般的な日常的な歌唱行為を指す場合は「歌う」という言葉がよく使われますが、特定の文脈や感情を含む場合に「唄う」という言葉が使われることもあります。なお、「歌」の中で、邦楽や民謡では多く「唄」と書き表します。

また「詩歌を作る。また、詩歌に節をつけて朗読する」ことを表す場合には「詠う」とも書きます。

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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