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#100 彼氏いない歴9年「オトナの恋の始め方」って?【40代編集長の婚活記】

OTONA SALONE / 2018年7月4日 17時0分

40代独女の婚活は、前途多難であり、抱腹絶倒でもある。46歳・未婚・独身のOTONA SALONE編集長アサミ、ただいま婚活歴1年11カ月に突入。そして連載もなんと100回に!

偶然で再会したロンドンくんを「もしかして運命の出会い!」と思ったのも束の間、彼は男性に恋するゲイだったわけで……(わかっていたんだけど)。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

彼が「私を好き」と思ったワケ

われながら、本当に妄想がひどい。そりゃ、意味深は言動や勘違いする要因はいくつもあったけれど……。

 

1「偽装彼女」の約束がまだイキていて良かった」という発言

2手を握ったり、やたらスキンシップが多い

3「今日、好きになった」という発言

4私は考えすぎだから恋に落ちないという指摘

5好きになった人のことを「前から魅力的だとは思っていた」という発言

6そういえば「久しぶりに再会する男性と縁がある」と占いで言われた

 

もともとゲイだとわかっている男性なのに、「私のことを好きだと告白してくる!」と思い込むなんて。なんてお花畑な脳内なんだろう。

 

「心は乙女」な46歳たち

さっきからキャッキャ、キャッキャとうれしそうにマスターの話をしてくるロンドンくん。完全に恋する乙女。

さっき私に「声が大きい」とか言ってたけど、あなたのほうが十分声が大きくなってるわよ。

そして、たぶんマスターにはこの会話が聞こえていると思う。ロンドンくん、告白しなくても伝わってるよ。言わないけど。

アサミ「いいなぁ、私も恋したい」

あまりに楽しそうなロンドンくんを見ているうちに、40代後半とは思えない乙女な発言をしてしまった。

ロンドン「しなさいよ。恋すればいいじゃない

 

突然、辛口モードで説教⁉

急に真顔になり、声のトーンや話し方まで変わったロンドンくん。完全に、辛口オネエ口調になった。

ロンドン「前から思ってたんだけど、アサミちゃん、いつもどこか冷静っていうか客観的なのよ」

アサミ「そう?」

ロンドン「そう。だから恋できないの」

アサミ「どういうこと?」

ロンドン「覚えてる? 二丁目で大宴会やったとき」

アサミ「あぁ、30人くらいで飲んだときね」

10年以上前のことだ。カメラマンやヘア&メイク、スタイリスト、モデル、アーティスト、編集者。ロンドンくんが主催した忘年会があった。

それと私が恋できないことに、いったい何の関係があるの?

私が「恋ができない」理由

ロンドン「あのとき全員がベロベロになるまで酔っぱらってたし、アンタもテンション高かかったんだけどさ。最後お会計係やったり、タクシー止めたりとかさ、結局、冷静に戻ってたでしょ」

アサミ「だって誰かがやんなきゃじゃない」

ロンドン「海の家のときもそうよ。みーんなで湘南までバスで行ったじゃない? 20~30人いた? あのときも全員ベロベロだったけど、帰りにバスの運転手さんに連絡したり、点呼したりとか、アンタがやってたわよ」

アサミ「よく覚えてるわね。相当、酔っ払ってたのに」

ロンドン「編集者っていう職業病なのかもしれないけどさ、みーんなでバカになるってときに、アンタは一見バカになってるんだけど、実は頭ん中はものすごくクールっていうか、客観的になってんのよ」

ちょっとだけグサッときた。鋭い指摘、だった。

 

いつもどこか「客観的」なこと

その通りかもしれない。

 

確かに集団で何かをするときでも、いや誰かと二人きりでも、一見テンションが高くいるようでどこか冷静、客観的な自分がいることは、少し感じていた。

よっぽど付き合いの長い、親友や家族、学生時代からの友達なら別なのだが。

 

でも、それは無意識にそうなってしまっているのであって、意図的なわけではない。性格、かもしれない。

アサミ「たまたま、じゃない?」

鋭い指摘すぎて、ちょっととぼけてみた。でもロンドンくんの辛口っぷりは止まらない。

 

頭でっかちの40女

ロンドン「いつもよ。そうやって冷静だったり客観的だったりするのはさ、さっきも言ったけど相手がどう思うか、周りがどう思うかを考えすぎるからなのよ」

アサミ「う……」

ロンドン「冷静だったり、考えすぎたりしてたら、恋なんてできないの」

アサミ「そうよ! さっき恋の始め方を教えるって言ってたよね」

ロンドン「まだわかってない⁉ さっきから教えてるつもりなんだけど」

アサミ「あれ、そうだった?」

ロンロン「しょうがないわね。頭でっかちの40女にわかりやすく、オトナの恋の始め方を教えてあげるわよ」

アサミ「あ、はい」

どうすれば恋ができる?

オトナの恋の始め方ってどうしたらいいの?

冷静だったり、客観的だったりすると恋なんてできないと言われたけれど。

ロンドン「相手や周りに気を使うとか、やめなさい。自分に素直になるの。自分勝手になるの。相手の気持ちとか考えずに、自分の気持ちをまず優先するの」

アサミ「自分に素直に」

ロンドン「そう。自分の気持ちだけ考えてたら“この人のこと好きかも”っていう恋愛センサーのちっちゃな反応に気づけるの」

アサミ「なるほど」

ロンドン「アサミちゃんの場合その前に、相手のこと周りのことをごちゃごちゃ考えるから。恋愛センサーが反応しないのよ」

アサミ「さっきも言ってたね。恋愛センサーが鈍いって」

ロンドン「そう、鈍いの。恋愛センサーの反応を鋭くキャッチするには、余計なことを考えないの。シンプルに、そのとき自分がどう思ったか。それだけ」

アサミ「でもさ、恋愛につながる出会いがないもん」

 

どこにある? 恋につながる出会い

ロンドン「出会いなんてどこにでもあるわよ! っていうか、出会いを探してるから恋ができないの!」

アサミ「いや、出会いがなきゃ相手がいないし」

ロンドン「そこよ! 出会いはね、毎日あるの。同僚とか友達とか、前から知ってる人だって日が変われば新たな出会いよ」

アサミ「日が変われば新たな出会い? えー?」

ロンドン「前から知ってるからいまさら恋愛対象にならないとか、そういうコト考えないの。一緒にいて楽しいとか、心地いいって思ったら恋愛センサーが反応してるのよ!」

アサミ「えー、同僚とか同級生とか、いまさらないよ」

ロンドン「その思い込みがダメ! 出会い方だってなんだっていいじゃない。ナンパだろうが、ネットだろうが、電車の中で一目ぼれしたっていいじゃない」

アサミ「どれもないわ」

 

オトナが恋を始めるには

ロンドン「頭のどこかでそれはイヤって考えてるのよ。そんなの取っ払っちゃいなさい。もっと自由になんなさい」

アサミ「自由……」

ロンドン「40代、50代、オトナになると理性が働きすぎて、恋ができなくなってるの。恋愛センサーのちょっとした反応に気づけなくなってるのよ」

 

ロンドンくんが言っていることも、わかるんだけど……。

シンプルに、素直に、自分の気持ちだけ考える。相手や周りのことは考えない。冷静に、客観的にならない。

そうすれば恋愛センサーの反応に気づけて、恋が始まる⁉

わかるんだけど、うーん、それってけっこう難しいなぁ。

私の場合、恋を始める前に性格というか、考え方というか、つまり「脳内」を変えないといけないのかもしれない……。

 

【46歳の脳内革命⁉ アサミは恋ができる脳になれるのか? 7月11日(水)17時の更新をお楽しみに】 

 

【前回はコチラ】

#99 婚活1年10カ月でやっとわかった「大きな間違い」【40代編集長の婚活記】

【一気読みするならコチラ】

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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