本田圭佑氏率いるKSK Angel Fundなどから4億円の資金調達
PR TIMES / 2021年4月19日 15時45分
ワープスペース、世界初の衛星間光通信ネットワークの事業化を目指す
筑波大学発宇宙ベンチャーの株式会社ワープスペース(本社:茨城県つくば市、代表取締役CEO:常間地悟、以下「ワープスペース」)は、宇宙フロンティアファンド(運営:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社)やプロサッカー選手の本田圭佑氏が率いるKSK Angel Fund LLC、SMBCベンチャーキャピタル産学連携2号投資事業有限責任組合(運営:SMBCベンチャーキャピタル株式会社)等を引受先とした第三者割当増資による4億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達はシリーズAラウンドのファーストクローズとなり、引き続き5月頃をめどにセカンドクローズを実施する予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35564/13/resize/d35564-13-452608-0.png ]
また、3月8日付けで当社は取締役会設置会社に移行。宇宙フロンティアファンドの投資担当で宇宙産業関連団体の委員・理事なども務める大貫美鈴氏が社外取締役に就任し、経営体制を強化しました。一連の取り組みによって2022年末の打ち上げを予定している世界初の衛星間光通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat」向けの小型光中継衛星の開発を加速させて参ります。
今回の調達に関して、ワープスペース代表取締役CEO常間地は次のようにコメントしています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35564/13/resize/d35564-13-149513-1.png ]
「新型コロナウイルス感染症など不確実性が非常に高まっているこの時期に、宇宙産業のイノベーションを後押ししていただいている全ての方々に心から敬意を表します。
人類の空間利用の拡大や持続的発展は、常に強力かつ安定した通信インフラの実現によって達成されてきました。私たちワープスペースは引き続き、宇宙空間光通信ネットワークサービスを世界に先駆けて実現することで、宇宙通信におけるトップキャリアの地位を確立し、地球経済圏の拡張および持続可能な発展を支えてまいります。」
また、引受先である宇宙フロンティアファンド代表の見學信一郎氏、KSK Angel Fundの本田圭佑氏からは次のようなコメントが寄せられています。
【宇宙フロンティアファンド代表:見學信一郎氏】
「2020年代は衛星データの利活用が地球上の様々な社会課題を解決していく10年となるだろうと考えています。その実現の条件となる通信ボトルネックの解消を目指すワープスペース社の先見性に期待しています。本邦ニュースペース産業のまさしくフロンティアを切り拓いていただきたいと願っています。」
【KSK Angel Fund:本田圭佑氏】
「2つの可能性を信じて出資させて頂きました。1つ目はワープスペースの宇宙光通信ネットワークが、貧困や環境問題など色んな社会問題を解決しうる可能性。2つ目は宇宙産業の開拓にも貢献できる可能性。今の時点で可能性が低いなんて思うことは当たり前。それでもいつの時代でもそんなわずかな可能性を信じて行動し続けた人だけが夢を実現させてきたんです。」
宇宙空間光通信ネットワーク構想「WarpHub InterSat」について
世界初となる小型光中継衛星による衛星間の光通信ネットワークサービス。2023年の実現を目指しています。
地上から500~800キロの低軌道では地球観測などを行う人工衛星の数が爆発的に増えている。WarpHub Intersatによって地上との間での常時高速通信が可能になり、より多くの観測・センシングデータをリアルタイムに近い形で取得、利用できるようになり、持続可能な地球経済の実現に貢献します。
【株式会社ワープスペース】
2016年に設立。前身の大学衛星プロジェクトを含め、これまで3機の通信衛星を打ち上げています。宇宙や人工衛星に関する高い専門性に加え、JAXAをはじめとした研究機関とのパートナーシップ、つくば研究学園都市が保有する豊富な実験・試験設備を強みに、宇宙事業の開発を進めています。
公式ホームページ:https://warpspace.jp/
◇概要
設立:2016年8月3日所在地:305-0031 茨城県つくば市吾妻 2-5-1-203
事業内容:
・低軌道衛星向け通信インフラ事業
・小型衛星用モジュール開発事業
・衛星関連技術移転事
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