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漁業者の所得向上と新鮮で美味しい魚の持続的供給に向けた取組みについて

PR TIMES / 2019年2月12日 9時40分

~活魚センター運営を通じた活魚流通の高度化~

日建リース工業株式会社(代表取締役社長 関山 正勝、以下「当社」)および農林中央金庫 大阪支店(支店長 松永 諭)は、大阪府下の水産系統団体の協力のもと、当社が2019年2月12日に稼働させる大阪活魚センターの活用を通じ、魚の付加価値向上および効率的な物流体制の構築を実現し、以って、漁業者の所得向上、そして消費者の方へ新鮮で美味しい魚の持続的供給を目指していくことといたしましたので、お知らせいたします。



1 センター立上げの背景・目的
 少子高齢化に伴う漁業就業者の減少など、日本の水産業を取り巻く環境が大変厳しい状況にあるなか、新たな担い手の確保に向け、漁業を魅力あるものとしていくことが重要となっています。
以下グラフの通り、漁業就業者数は一貫して減少傾向にあり、平成29(2017)年には前年から4%減少して15万3,490人となっております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-763514-0.jpg ]

また現在の活魚供給・流通に目を転じると、天候不良などにより日々、安定的な供給が出来ない、産地から市場までの輸送途中での斃死率が高いなど、供給と流通サイドにおいて一層の高度化余地が存在しています。かかる課題や状況を改善するべく、当社は活魚を一定期間保管可能なセンターを立ち上げるとともに、当社の新技術である、活魚を睡眠させることで、高過密輸送を実現した魚活ボックス(※)による活魚流通に取り組むことで、活魚流通網(ライブチェーン)の構築を図り、魚価向上、供給・流通の高度化(安定供給、小ロット輸送、輸送コスト低減など)を目指すものです。
※魚活ボックスは、二酸化炭素により魚を睡眠状態で輸送する装置のことを言います。魚を眠らせることで水質悪化を抑制できる等、魚への負担軽減による高品質を維持できるほか、回遊スペースの省力化による輸送コストの削減が実現いたします。(魚介類の麻酔維持システム、麻酔維持方法および運搬方法、特許番号6236575、(2017年11月2日))


[画像2: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-273663-1.jpg ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-311744-2.jpg ]

魚活ボックス製品動画:

[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=_RCfu6FLn5M ]



ハモに睡眠実施している様子の動画:

[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=esur1ud8kq8 ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-795393-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-533799-4.jpg ]



[画像6: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-986057-5.jpg ]

2 センター立上げにより期待される効果
 センターで活魚を一時的に保管し、市場あるいは飲食・小売店のニーズを踏まえつつ出荷することで、鮮魚より付加価値の高い活魚の需給調整が図られ、安定的かつ高価格での取引が期待されます。活魚需要の高まりにあわせ、産地での価格形成にもプラスとなることが期待されます。また、大阪府における取組み「大阪産(もん)」(※)ブランドの推進への寄与も期待されております。
※大阪府が認定し一体的なPRを行う農林水産物等の一次産品およびその加工品


[画像7: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-783306-6.jpg ]



[画像8: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-353285-7.gif ]

3 大阪府下の水産系統団体との連携
 漁業者の所得向上を通じた水産業の成長産業化に取り組む農林中央金庫および大阪府漁業協同組合連合会(代表理事会長 岡 修)、泉佐野漁業協同組合(代表理事組合長 三好 正広)は、大阪・泉州広域水産業再生委員会(※)と連携しながら日建リース工業(株)と協力関係を築き、センター設立・運営に必要な用地確保、活魚調達、人材確保の面で直接的および間接的な支援を行っています。
※広域水産業再生委員会は、漁業者の所得向上に資する市場機能の集約や流通の合理化等の計画・実践に取り組んでいます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-977117-11.jpg ]

4 大阪活魚センターの概要
魚の価値を最大限に活かす活魚の流通のための施設です。活魚の引取、一時蓄養、加工、配送等をワンストップで実現いたします。全国の活魚を集約し、また大阪の活魚を全国に出荷する機能を持つ大阪活魚センターをご利用いただくことで活魚の流通量拡大に貢献することを目指します。センター総面積2230.85平方メートル 、全水槽容量70トン、魚活ボックス増設時のMAX水槽容量90トンで、全国でも有数の活魚集約拠点となります。
〒598-0051 大阪府泉佐野市新町二丁目5187番地26
電話番号:072-458-3510
[画像10: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-130012-9.jpg ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/17314/18/resize/d17314-18-540953-10.jpg ]


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