日産と三菱商事、次世代モビリティで共同事業 検討の覚書
レスポンス / 2024年3月19日 9時30分
日産自動車と三菱商事は、地域社会の課題解決と活力ある未来のまちづくりに貢献するため、次世代モビリティサービスと電気自動車(EV)を活用したエネルギー関連サービスの新たな共同事業検討の覚書を締結した。2社が3月18日発表した。
日本は少子高齢化などによる運転手不足や公共交通の維持困難などの社会課題に直面している。日産は、福島県浪江町での有人運転モビリティサービスや、横浜みなとみらい地区での自動運転実証実験などに取り組んできた。また、EVバッテリーの蓄電、充放電機能を活用したエネルギーマネジメントの開発も進めている。
いっぽう三菱商事は、再生可能エネルギーの活用やカーボンニュートラル、地域課題解決を通じた街づくりをテーマに、AIオンデマンド交通の実装や自動運転の実証運行など、デジタルを活用した交通課題改善に取り組んでいる。
今後の地域社会の課題には、交通弱者の増大や生活サービス提供機能の低下、コミュニティの希薄化、防災対策の重要性増大が想定される。両社は新たな技術とサービスモデルの構築が必要であり、幅広い産業との連携と業界を超えた結束が不可欠と考え、持続可能なビジネスモデルを共創するための覚書を締結した。
日産の内田誠社長は、「ワクワクするクルマや技術を通じて、移動の可能性を広げるスマートなエコシステムの構築を進めている」と述べ、三菱商事の中西勝也社長は、「技術革新や脱炭素化の進展によるモビリティ分野の大変革に対応し、社会課題を解決する持続可能なビジネスモデルの構築を目指す」とコメントしている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大日本印刷が発起人として「モビリティサービス協会」へ参画
PR TIMES / 2024年4月24日 18時45分
-
蘇州高鉄新城管理委員会と「蘇州市スマートシティ実現に向けた覚書」を締結
共同通信PRワイヤー / 2024年4月11日 14時26分
-
荏原商事とマップルがゼロカーボン観光地づくりを共同推進
PR TIMES / 2024年4月8日 12時45分
-
空間レイヤープラットフォームSTYLY、三菱商事より資金調達完了
PR TIMES / 2024年4月8日 11時15分
-
太陽光パネルのリユース・リサイクル事業の実現に向けて、実証実験を開始
PR TIMES / 2024年3月29日 14時40分
ランキング
-
1スバル、山崎製パン、キリン……相次ぐ“事故” 問題の根っこに何がある?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月24日 8時35分
-
2蹴飛ばされて全治1ヵ月の“腰椎圧迫骨折”。貯金4,000円・借金800万円の61歳DV夫の死で、妻が決断…じつは日本で増えている「死後離婚」の壮絶な実態【行政書士が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月27日 11時30分
-
3明治「ザバス」が絶好調!プロテイン飲料最前線 まだ伸びるタンパク質市場へ「オイコス」も参戦
東洋経済オンライン / 2024年4月28日 7時20分
-
4「外車の車検」は高いのか 費用の相場や内訳…国産車と違いを比較
まいどなニュース / 2024年4月27日 8時2分
-
5テスラ失速、マスク氏は活路を見出せるか?【播摩卓士の経済コラム】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月27日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください