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能登半島地震、“旅行で復興支援”する際の「観光の見所」と注意すべきポイント

日刊SPA! / 2024年3月21日 8時51分

◆金沢市や加賀市エリアの状況と店舗紹介

 金沢市や加賀市に在住の方によると、地震の影響は少なかったとされるエリア。店や宿泊施設、企業なども通常通り営業していて観光も楽しめる環境だ。

 温泉が有名な加賀市には、昭和レトロな雰囲気漂う看板やポスターが店内を彩る「アサヒ軒」がある。昭和気分を存分に楽しみながら味わう中華そば(昔ながらのしょうゆラーメン)は、とてもおいしい。オムライスやフライメン、うま煮そばなどメニューも豊富な人気店。

 そして「アサヒ軒」のすぐ近くには、もしかしたら世界一小さいかもしれない、店舗面積1.5坪(たたみ3畳)のケーキ屋「No5 Paris」もある。オシャレな店舗の冷蔵ケースには、この道ウン十年のパティシエが腕をふるった美しいフォルムのケーキが並ぶ。とくにおいしかったのは、甘すぎないカスタードクリームとフルーツの相性が抜群のタルトケーキ。

 金沢駅は2月下旬には震災前と変わらないにぎわいぶりで、人の往来も多い印象だった。金沢の伝統芸能「能楽」で使用する鼓をモチーフにした「鼓門(つづみもん)」も変わらず兼六園口(東口)にある。日没から深夜0時までライトアップされ、フォトスポットとして人気。

 そんな金沢駅から車で15分ほどの距離にある「むてっぽう」というラーメン店も、おいしくて人気がある。塩ラーメンも醤油ラーメンもどちらもとてもおいしく、明るくて元気なスタッフが対応してくれる、雰囲気も抜群のお店だった。

◆北陸応援割など石川県の観光などが割引になる制度

 2024年3月16日(土)より開始される北陸応援割「いしかわ応援旅行割」では、旅行・宿泊料金の50%(条件・上限あり)が割引される。3月12日(火)より、2024年4月26日(金)宿泊分までの受付が開始され、第2弾は予算の範囲内でGW以降に実施予定。

 また、「IRいしかわ鉄道」では、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、ハピラインふくいの各社区間(越中宮崎駅~敦賀駅間)が2日間乗り放題になる「北陸3県 2Dayパス」やIRいしかわの沿線の金沢駅~倶利伽羅駅間すべてが自由周遊区間となり、普通列車が乗り降り自由となる「IRいしかわ一日フリーきっぷ」なども2024年3月31日(日)まで販売している。

※「令和6年能登半島地震」で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が1日も早く平穏な日々を取り戻せるよう心より願っております。

高峰博保氏
「株式会社ぶなの森」の代表。ぶなの森では、石川県の観光や交流サポートをおこなうほか、加賀市や宝達志水町を中心に石川県への移住促進を担う。震災後には自社サイトに「令和6年能登半島地震関連情報」ページを作成し、個人のSNSとともに復興の様子を発信。家屋を失った人に空き家を手配するほか、ボランティア希望の県外団体と被災地を結ぶコーディネーターとしても活動している。
・「令和6年能登半島地震関連情報」ページ
・能登定住・交流機構のFacebook
・高峰氏個人のFacebook
・高峰氏個人のInstagram

【山内良子】
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意

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