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【中日】高橋周平抹消でも勢い止まらず…岡林勇希、藤嶋健人ら〝待機組〟が昇格間近

東スポWEB / 2024年4月18日 5時23分

中日・立浪監督

ドラゴンズの勢いが止まらない。中日は17日のヤクルト戦(バンテリン)に2―0で競り勝ち、貯金6。9年ぶりにリーグ一番乗りで10勝に到達した。

この日は高橋周が「右外側ヒラメ筋損傷」と診断されて登録抹消となったものの、代役のカリステが決勝タイムリー。立浪和義監督(54)も「周平の代わりにスタメンで即結果が出た。周平が離脱したことでしばらく頑張ってくれないといけない選手。結果を出してくれて良かった」と一安心だったが、さらなるフレッシュなメンバーが続々とスタンバイOKとなっている。

右肩の炎症のため二軍で調整中の岡林はこの日のくふうハヤテ戦(ナゴヤ球場)に「3番・右翼」で出場し、4打数3安打3打点1盗塁と大活躍。「キャンプから今日までバッティングでは自分の思い描いていたものとちょっと違ったものが多かったが、今日はいい感じにできた。これを継続したい」と竜のヒットメーカーは手応え十分だ。「今日も守備機会があって投げたが問題なかった。試合に出続けて反動もあると思うので観察しながらやっていきたい。やれることをやるだけだと思うので、あとは呼ばれるか呼ばれないだけ」と一軍復帰への思いを語った。

また右内転筋損傷で戦線離脱していた藤嶋もこの日、二軍でシート打撃に登板。20日に行われるオリックスとの二軍戦で実戦復帰する予定で、昨季56試合に登板した鉄腕は「もう100%だと思います。実戦に入る準備はできてます。一日でも早くという思いはあります」と燃えている。

井上二軍監督は二軍戦後にバンテリンドームに向かい、岡林ら〝待機組〟の昇格時期について立浪監督と話し合ったとみられる。二軍では高橋宏や石川昂も爪を研いでいる。昨季のレギュラーたちが加われば、チームの勢いはさらに加速しそうだ。

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