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大幅減益見通し公表のトヨタ自動車が下落! 日経平均株価は4日ぶり反落

LIMO / 2020年5月13日 7時20分

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大幅減益見通し公表のトヨタ自動車が下落! 日経平均株価は4日ぶり反落

【東京株式市場】 2020年5月12日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反落、米国株安を受けて方向感定まらず

2020年5月12日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 20,366円(▲24円、▲0.1%) 4日ぶり小反落

TOPIX 1,476.7(▲3.9、▲0.3%) 3日ぶり反落

東証マザーズ株価指数 833.7(+0.6、+0.1%) わずかに続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,244、値下がり銘柄数:840、変わらず:87

値上がり業種数:12、値下がり業種数:20、変わらず:1

年初来高値更新銘柄数:30、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は11億1,872万株、売買代金は2兆871億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場の軟調な展開を受けて模様眺めムードが強まりました。それでも、決算発表を材料とした売買も出たため、売買代金はかろうじて2兆円を維持しています。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい展開となりましたが、最後はわずかにマイナス圏へ沈んで引けました。取引時間の高値は20,457円(+67円)、安値は20,293円(▲97円)となり、値幅(高値と安値の差)は約164円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反落となりました。

東証マザーズ株価指数はわずかに続伸、売買代金は17日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,638万株、売買代金1,629億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家も積極的な売買を控えたため、売買代金は17日連続で1,000億円を上回ったものの、直近ではかなり低い水準となっています。

ただ、株価指数はプラスを維持して続伸となりました。着実に800ポイントを固める態勢に入ったようです。

大幅減益見通しを公表したトヨタ自動車が下落、三越伊勢丹HDは一時▲9%安の急落

個別銘柄では、取引時間中に決算発表を行い、今期業績(2021年3月期)の営業利益が対前期比▲80%減の見通しを公表したトヨタ自動車(7203)が直後から売られ、一時▲3%安に迫る大幅下落となりました。ただ、営業利益だけとはいえ、見通しを公表したことで下落は限定的だったようです。

逆に、他の自動車株が大きく売られ、マツダ(7261)、ホンダ(7267)、三菱自動車(7211)が終値で▲3%超安となり、トラックメーカーの日野自動車(7205)は急落しました。

また、足元の売上状況や決算内容が厳しい百貨店株も一斉に売られ、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が一時▲9%弱安まで急落し、高島屋(8233)と丸井グループ(8252)も一時▲5%安の急落となり、J. フロント リテイリング(3086)も大幅安となりました。

その他では、三井不動産(8801)などの不動産株、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などの金融株も大きく値を下げたことが目を引きました。

一方、緊急事態宣言が解除された後でも宅配需要が拡大するとの観測から、SGホールディングス(9143)とヤマトホールディングス(9064)が買われ、揃って年初来高値を更新しました。

また、ハイテク株ではNEC(6701)が続伸となり、アドバンテスト(6857)やローム(6963)も大幅高となっています。その他では、楽天(4755)が取引時間中に年初来高値更新となったものの、その後は売りに押されて終値は下落したのが注目されました。

新興市場(東証マザーズ)では、弁護士ドットコムが一時ストップ高まで買われる爆騰となりましたが、その後は売りに押されて終値は小幅高に止まりました。また、新型コロナウイルスへのワクチン開発で期待が高まるアンジェス(4563)は乱高の末、終値は▲10%超安の急落となっています。

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