1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

乳酸菌から医薬品まで。ヤクルト本社の給料はどのくらいか

LIMO / 2020年10月19日 18時15分

写真

乳酸菌から医薬品まで。ヤクルト本社の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(https://www.yakult.co.jp/company/ir/library/pdf/yukashoken_2020.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手乳酸菌飲料メーカーであるヤクルト本社です。

ヤクルト本社の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2020年3月31日時点で2882名。単体で2000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

飲料および食品製造販売事業(日本):1668名

医薬品製造販売事業:500名

その他事業:217名

全社:497名

また、連結の従業員数は2万8395名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

飲料および食品製造販売事業(日本):6000名

飲料および食品製造販売事業(米州):6304名

飲料および食品製造販売事業(アジア・オセアニア):1万4340名

飲料および食品製造販売事業(ヨーロッパ):130名

医薬品製造販売事業:500名

その他事業:624名

全社:497名

過去5年の業績動向

ヤクルト本社(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると、2016年3月期は3904億円、2017年3月期は3783億円、2018年3月期は4015億円、2019年3月期は4070億円、2020年3月期は4060億円となっています。

また、経常利益については、2016年3月期は506億円、2017年3月期は493億円でしたが、その後は増益が続き、2020年3月期には584億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は増益傾向が継続しており、2016年3月期には288億円であったものが、2020年3月期には397億円となっています。

ヤクルト本社の平均年間給与はいくらか

それでは最後に、気になるヤクルト本社の給与と従業員の年齢、勤続年数などを見ていきましょう。

ヤクルト本社(提出会社)の2020年3月31日時点での平均年間給与は780.3万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は42.1歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は18.3年となっています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください