週間天気 週後半は関東の南に低気圧 東京も雨や雪の可能性

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・8日(金)頃は関東で雨や雪の可能性
・週末は寒冷渦通過 雷雨や強雪のおそれ
・週明けにかけて花粉飛散に注意

この先は周期的に天気が変わる見込みです。週後半は関東沖で低気圧が発生する予想です。関東平野部でも雨や雪の可能性があります。

8日(金)頃は関東で雨や雪の可能性

7日(木)の夜になると上空の気圧の谷の接近に伴って本州の南の海上で新たな低気圧が発生し、8日(金)の朝にかけて発達しながら関東の沖を通過する見込みです。

関東平野で雪になる目安の上空1500m付近で−3℃以下の寒気が関東付近まで南下するとみられ、東京都心を含む関東南部を中心に雨が降り、雪のまじる可能性があります。

昨日までの予想よりも降水・降雪の範囲がやや縮小する傾向があり、東京23区では雨が主体でみぞれや雪になるタイミングもあると考えられます。降水の範囲や寒気の予測に関してはまだ不確実性が高く、降水の有無や雨になるか雪になるかの判断は難しい状況が続いています。内陸部や山沿いでは雪が積もるリスクもありますので、最新の情報をこまめにご確認ください。

週末は寒冷渦通過 雷雨や強雪のおそれ

9日(土)になると日本海には上空に寒気を伴った低気圧が進んできて、東北付近を通過する見込みです。大気の状態が不安定になり、東北や北陸を中心に雷を伴った強い雪や雨、突風などに警戒してください。

低気圧通過後は冬型の気圧配置になり、10日(日)にかけて北日本や東日本には寒気が流れ込みます。日本海側では雪の降るところが多く、降り方が強まることがあるので注意が必要です。

西日本太平洋側では週末は晴れるところがほとんどとなりますが、関東や東海では土曜日に雲が多くなる見込みです。

週明けにかけて花粉飛散に注意

週明けにかけては雨上がりで晴れるタイミングに、花粉の飛散が“極めて多い”ランクとなるところがあります。

特に西日本では今日以降は花粉が非常に多く飛ぶ予想です。関東では週後半の低気圧が通過した後、週末に飛散が多くなるとみています。

花粉症の方は万全な対策をしてお過ごしください。

能登半島地震 被災地の天気

能登半島地震の被災地では、この先1週間は雨の降りやすい日が多い予想です。

地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨や雪が降ると平常時より少ない降水量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。