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北日本は午後に低気圧が通過 暴風や落雷など伴い荒天のおそれ

ウェザーニュース / 2024年3月15日 10時51分

ウェザーニュース

今日15日(金)の北日本は、昨日14日(木)の日中に比べると雪や雨が小康状態になっています。ただ、午後には低気圧が発達しながら通過するため、再び局地的に雪や雨が強まり、東北日本海側を中心に暴風に警戒が必要です。

東北日本海側は帰宅の足に影響する可能性

上空に寒気を伴った気圧の谷が接近し、午後は低気圧が急速に発達しながら津軽海峡付近を通過します。西日本から東日本に張り出す高気圧との間で気圧差が大きくなって、東北日本海側を中心に西寄りの風が強まる予想です。すでに山形県の飛島では、平均風速が18m/sを超えています。

低気圧が通過するタイミングでは沿岸部で平均15〜20m/sの風が吹き荒れ、瞬間的には30m/s前後の暴風となる見込みです。気象庁は先ほど、秋田県沿岸と山形県庄内に暴風警報を発表しました。

帰宅時間帯は鉄道の運転見合わせや遅延など、交通機関に影響の出る可能性があります。飛来物や停電の発生にも警戒してください。

北海道の太平洋側は湿った雪に

15日(金)18時の雨雪の予想

低気圧の北側を中心にまとまった降水となり、北海道の太平洋側では雪や雨の降り方が強まる所がある見込みです。

内陸部や山沿いでは湿った雪が短時間で強く降り、積雪が急増する可能性があります。路面状況の悪化や雪崩の発生、着雪に警戒してください。視界も悪くなるため、車などの運転は十分な注意が必要です。

東北も北部を中心に雨が降ります。大気の状態が不安定になるため、雷や雹(ひょう)、突風に注意してください。

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