【イベントレポ】「防弾少年団」、「TWICE」、「SEVENTEEN」、「MAMAMOO」ら錚々たるアーティストが「2019 MAMA」で豪華競演

Breakthrough Achievementを受賞した「SEVENTEEN」は、ステージ中央にセットされた階段に赤いマント姿で登場。物々しい雰囲気のなか、メンバーのウォヌがまっすぐ一点を見つめながら、白い薔薇を噛み砕く演出にファンも大絶叫。そのまま「Fear」を披露し、緻密なフォーメーションダンスで見るものを圧倒した。

Favorite Vocal performanceを受賞したガールズグループ「MAMAMOO」は、この日だけのスペシャルステージを用意。まずはファサが、黄色いレオタードにビニール素材のスケルトン衣装を身にまとい、ソロ曲「TWIT」を披露。歌い終わり、モニターには1990年代のK-POP界を賑わせていたスケルトン衣装で踊るJYP代表パク・チニョンの姿が。そして、ステージにも本人が登場し、ファサとパク・チニョンの夢のコラボステージが始まった。

圧巻のステージパフォーマンスに、JYP所属「GOT7」メンバーのジャクソンの驚く顔がカメラに捉えられ、会場の笑いを誘った。

ガールズグループ「TWICE」は、女性グループ賞、Worldwide Fans‘Choice賞、女性グループベストダンスパフォーマンス賞、Qoo10Favorite Female Artistの4部門で受賞。メンバーのモモは「これからも『ONCE』（＝TWICEのファン）のみなさんにもっともっといいパフォーマンスをお届けしたいと思います。ありがとうございます」と、日本語であいさつした。パフォーマンスステージでは、宮殿のようなセットに煌びやかなゴールドの衣装で登場。「Feel Special(R＆B Remix ver.)」と「FANCY」の2曲を披露し、会場のファンを魅了した。

そして、「2019 MAMA」の4大タイトル「ことしの歌手賞」、「ことしの歌賞」、「ことしのアルバム賞」、「Worldwide Icon of the Year」を独占したのは、今や世界的人気を誇る「防弾少年団」。「ここにいらっしゃるアーティストたちはもちろん、私たちは一生懸命曲を作っています。それらの歌が認められ、たくさん聴いてもらえる世の中になってほしいと思います。みんなで良い音楽を作って、良い音楽を聴く。そういう時代になればいいと思います」と、ジンの音楽に対する熱い想いに、会場からは大きな拍手が送られた。

パフォーマンスステージでは、デビュー時を彷彿とさせる制服の衣装で登場。「N.O」や「We Are Bulletproof Pt.2」など、初期の楽曲を披露し、「防弾少年団」の歴史を感じさせるステージでファンも大興奮。そして、カジュアルな衣装で再登場し、2019年の大ヒット曲「Boy With Luv」のイントロが流れると、会場の熱気もさらにヒートアップ。メンバーの顔がスクリーンに映し出されるたびに、黄色い声援が飛び交った。ギリシャ神話をモチーフにした楽曲「Dionysus」では、巨大な大蛇のオブジェがステージ中央に現れ、迫力ある壮大な演出にファンも釘づけ。一糸乱れぬ完ぺきなパフォーマンスで、王者の貫録を見せつけた。