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イオンレイクタウン、アウトレット棟が3月29日に増床開業 64店刷新へ

財経新聞 / 2024年3月8日 9時7分

イオンレイクタウンアウトレット棟の増床部分開業イメージ(イオンタウンなど発表資料より)

 イオンタウンとイオンリテールは、埼玉県の巨大ショッピングセンター・イオンレイクタウン(越谷市レイクタウン)のアウトレット棟を、3月29日に増床オープンする。これに合わせ、アウトレット棟で既存部分を含めて64店を刷新するほか、kaze、moriの両棟でも約70店を入れ替え、もっと身近にショッピングを楽しめる施設にパワーアップする。

 アウトレット棟の増床部分は、これまで駐車場として利用していた場所に2階建て延べ約9,000平方メートルを整備する。これにより、アウトレット棟の総賃貸面積は従来の約2万3,000平方メートルから約3万平方メートル、店舗数は120店から140店に増える。増床部分にはkaze棟と接続するデッキが設けられる。

 増床に合わせてkaze棟、mori棟でも店舗の入れ替えを行い、kaze棟で32店、mori棟で38店が刷新され、順次オープンする。kaze棟には「ライフ&ビューティフルゾーン」を新設、mori棟はフードコート内の子ども向けスペースに、赤ちゃんを寝かせられるソファー席を設けるなどする。

 主な新規出店店舗はファッションの「ダニエル・ウエリントン」、「レリアン」、「アニエスベー」、スポーツ&アウトドアの「コロンビア」、ファッショングッズの「瞬足」、フードの「かきたねキッチン」など。

 イオンレイクタウンは2008年の開業。アウトレット棟とkaze棟、mori棟の3棟で構成され、スーパーの「イオンスタイル」や「マルエツ」を核店舗に約710店舗が出店している。総賃貸面積は今回の増床で約19万平方メートルとなる。

 イオンレイクタウンは3棟にゼネラルマネージャーを置いて運営していることから、3棟をそれぞれ個別のショッピングセンターと考えれば、千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心が国内最大のショッピングセンターだが、3棟を1つとすれば、イオンレイクタウンが国内最大になる。

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