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S&P、ポルトガル長期債格付けをA─に引き上げ 債務改善受け

ロイター / 2024年3月4日 11時5分

S&Pグローバルは1日、ポルトガルの外貨建て長期ソブリン債の格付けを「BBB+」から「A─」に引き上げた。対外財政収支の改善と、それに伴う流動性リスク低下を要因に挙げた。写真は2016年8月、リスボンで撮影(2024年 ロイター/Rafael Marchante)

[1日 ロイター] - S&Pグローバルは1日、ポルトガルの外貨建て長期ソブリン債の格付けを「BBB+」から「A─」に引き上げた。対外財政収支の改善と、それに伴う流動性リスク低下を要因に挙げた。

見通しは「ポジティブ」で据え置き。対外債務などの状況がさらに改善する可能性があるとの見方を反映した。

メディナ暫定財務相は先月、3月10日の総選挙で発足する新政権が引き続き財政赤字回避に注力すれば、今年の公的債務は対国内総生産(GDP)比で95%に減少するとの見通しを示した。

S&Pは「新政権が財政規律の実践を継続するとみている」と分析した。

また、格上げは政府債務の対GDP比がさらに低下する見通しを反映していると説明した。

昨年の対GDP比は98.7%と2022年の112%超から低下。09年以来初めて100%を下回り、ユーロ圏平均の90.4%に近づいた。

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