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実は10年以上、離婚件数が減り続けてるって知ってた?増えてる説のウソを暴こう

ココロニプロロ / 2018年5月1日 11時45分

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実は10年以上、離婚件数が減り続けてるって知ってた?増えてる説のウソを暴こう


【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門193】

約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。


オレは自分が結婚してよかったと心から思っているので、結婚をすすめることばかり書いている。

だが、一般的にはそうではないようだ。
結婚生活は大変だ、我慢が必要だ、自分の時間がなくなる、結婚しても3組に1組は離婚するなど、ネガティブな情報のほう多いように思う。

なぜなのかを調べていたら、ある興味深い事実に気づいた。

■離婚件数は10年以上減少している
結婚がネガティブに捉えられる理由を探るべく、いろいろと検索してみたら離婚件数の表が出てきた。

見ると、2002年から2016年にかけて離婚件数は毎年徐々に減っているのだ!
289,836組から216,798組と結構な減り方である。

これには驚いた。
なんとなく離婚は増えていると思っていたからだ。

作成しているのは厚生労働省。
さすがに間違いはないだろう。

気になって「離婚は増えている」と謳っているサイトを見ると、ソースがなかったり、「1970年代と比べて離婚件数は◯倍」などと書かれている。

いやいや、1970年代って…
もうすぐ2020年代に入るというのに…

■熟年離婚も減っている
他にも調べてみた。
思いついたところで熟年離婚。

家庭を顧みず、仕事人間だった夫が定年退職を機に妻から突然別れを告げられる…そういうの増えてそうじゃない?

…と思ったが、こちらも別に増えていない。

全体の離婚件数と同じく、ここ14年で減少している。
2002年45,536組が2016年には37,604組だそう。

というか、熟年離婚って結婚して20年以上経つ夫婦のことを言うらしい。
つまり、20歳で結婚して40歳で別れても熟年離婚。

そこからして、オレが思ってたのと違うのだけど…。

■3組に1組離婚しているかわからない
もう一つよく言われる、3組に1組離婚するという話だが、これについてはわからない。

この数字は1年間の婚姻数を離婚数で割ったものだ。
1年間で3万組結婚して1万組離婚したから、3組に1組離婚していると。

よく考えたらおかしい。
仮に結婚適齢期の人が10万人、既婚者が100万人いたら、婚姻数が1万組に対して、離婚数は10万組となったりして、結婚した1組に10組は離婚するというわけのわからないことになる。

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