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クロスプラットフォームを活用したモバイルアプリの開発を解説

Digital PR Platform / 2024年4月15日 10時0分

独自レンダラ型
クロスプラットフォーム独自のレンダリングエンジンを利用するタイプです。OSに依存しないUIにできるため、異なるOS上でもデザインを統一できるという特長があります。逆に、独自であるため、OS独自の表示機能が新しく出たときなど、Flutterのアップデートに左右される面もあります。
独自レンダラ型の代表的なフレームワークには「Flutter」があります。

ハイブリッド型
WebviewというOS上で動作するソフトウェアを利用し、HTML5/JavaScriptといったWebベースのレンダリングエンジンを使うタイプです。Webviewで開発したソフトウェアは、OS上で動作し、Webページのブラウザと同じように表示する機能を持つためハイブリッド型と呼ばれています。機能の一部をWebに頼るため、HTMLやCSS、JavaScriptなどを活用して開発を進められる一方で、処理速度が遅いところがデメリットです。
ハイブリッド型の代表的なフレームワークには「Cordova」があります。

複数あるクロスプラットフォームのなかでも、汎用性と将来性の高さからFlutterの需要が高まっています。

Flutterとは
 Flutterは、Googleが開発したモバイルアプリケーション向けのフレームワークで、開発言語には「Dart」という「JavaScript」の代替言語として開発されたものを使っています。サポートしているOSもAndroid、iOS、Webブラウザ、Windows、macOS、Linuxと多岐にわたっており、Flutterを使うと同じソースコードで各プラットフォームに対応するアプリを一度に作ることが可能になります。UI部品(Widget)が豊富で多様なインターフェイスを容易に作成できること、ネイティブアプリに劣らないパフォーマンス(操作性)を提供できること、Firebase(Googleが提供するmoblie Backend as a Service)との親和性も高く、Googleのサービスをはじめとした便利な連携サービスが多い点もメリットです。
 また、Googleの様々なサービスでもFlutterの導入が進んでおり、継続してFlutterの機能をアップデートしていることから、今後ますます使いやすくなることが予想されます。

 2018年に公開されまだ日本国内においては開発者が少ないもののベテランエンジニアが新たに手掛けることも容易であり、数年の経験をもつ若手エンジニアが熟練者として活躍できること、敢えてOS固有の機能を利用する場合でもクロスプラットフォームの拡張機能(Native実装)で対応ができるなどの利点により、拡大が続いています。

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